留年経験者が教える! 留年して逆によかったこと6つ「友だちが増える」

学生の窓口

学費もかかるし、友だちとの卒業時期も合わなくなるし、なにかとマイナスな印象の留年。できれば経験したくないと思う人が多いでしょうが、単位が足りなかったり進級・卒業の条件を満たしていないとやむをえず留年せざるを得ないことがありますよね。では、逆に留年のメリットって、一体なんなのでしょうか? 今回は留年経験者の大学生を対象にアンケートを取ってみました!

●自由な時間

・自由な時間が増えた(男性/23歳/大学4年生)
・仕事をする前の時間を十分に確保できた(男性/26歳/大学院生)
・存分に楽しんでいる(男性/22歳/大学3年生)
・たくさん遊べる(男性/24歳/短大・専門学校生)

●長く学生でいれる

・学生が長い(男性/25歳/大学院生)
・モラトリアムな期間を満喫できる(男性/22歳/大学3年生)
・働くのが先延ばしになったから(男性/23歳/大学4年生)
・学校が嫌いだったけど、クラスの子とも仲良くできて担任もいい人だったので、学校に行くことができた(女性/19歳/短大・専門学校生)

●輪が広がった

・友人に出会えた(女性/23歳/大学4年生)
・友人関係が広くなり、幅広い価値観を持つことができた(女性/29歳/その他)
・知人が増える(男性/22歳/大学3年生)
・友だちが増えた(男性/23歳/大院生)

●考える時間が増えた

・自分がなにをしたいのかを考えることができた(男性/23歳/大学4年生)
・留年するまでの年が忙しすぎてなにも考えてこなかったから、時間が増えてよかった(男性/23歳/大学4年生)
・時間が少しだけできた(男性/22歳/大学4年生)
・将来的な見通しが立ったこと。就職先がすんなり見つかったから(女性/24歳/大学4年生)

●勉強ができた

・病気療養をしながら英語の勉強ができた(男性/21歳/大学3年生)
・院試や就職のためにTOEICを受ける必要があったが、今までゆっくり勉強する時間がなかったからよかった(男性/21歳/大学3年生)
・取れる免許が増えた。このまま卒業しても使い物にならないと思ったからよかった(女性/23歳/大学4年生)
・大人になってから勉強するのはよいこと(女性/25歳/大学4年生)

●その他

・特にない(男性/21歳/大学4年生)
・挫折を乗り越え、精神的に成長することができた(女性/23歳/大学4年生)
・先生との関係が深まった。学業面だけでなくさまざまな面で助けてもらったから(女性/21歳/大学4年生)
・真剣に将来のことを考える時間ができた。まわりと同じような人生をする必要はないと思う(男性/22歳/大学4年生)

「なにをしたいのか考える時間ができた」との回答も。忙しい日々から解放され、時間をもてあますといろいろ思考をめぐらせるようです。

いかがでしたか? 留年が決定したらつい落ち込んでしまいそうですよね。けれど、回答の中には、意外とポジティブな内容の意見が多く見受けられました。留年した事実は受け入れるとして、この増えた時間をどのように使っていくのか。それ次第で、今後の人生のよし悪しが決まっていくのでしょう。

文●ロックスター小島

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年5月 
調査人数:留年経験のある大学生男女62人(男性40人、女性22人)

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