既婚女性の5人に一人が経験! 大学生にも知ってほしい、深刻化する日本のDV問題 (2/2ページ)
■子どもがいると、被害者は耐える傾向に?
同報告書によると、配偶者から被害を受けたことがある人に対して、「別れたい(別れよう)と思ったが別れなかった」(39.2%)、「別れたい(別れよう)と思わなかった」(42.2%)を合わせて相手と別れなかった人がなんと8割以上でした。さらに「別れたい(別れよう)と思ったが別れなかった」という人に対してなぜ別れなかったのかを聞いたところ、「子どもがいるから、子どものことを考えたから」が63.8%と最も多かったことがわかっています。見える・見えないに関わらず子どもがいる家庭で配偶者からの暴力や攻撃が行われた場合、それを子どもに見せることそのものが間接的な虐待となってしまう可能性も。しかしそれでも何らかの精神的・経済的事情から別れられない人は多いようです。
同調査によると配偶者から被害を受けて、それを誰かに打ち明けたり、相談したりした人は37.2%と半分にも満たないことがわかっています。DVには複雑な背景がからんでいるため、1人での解決は困難なことが多くあります。深刻な問題となっているDV問題。一人でも多くの悩みが解決できることが望まれています。大学生のみなさんも、DVは決して他人事ではなく、身近に潜んでいる危険であることを認識しておいてくださいね。
文・ファナティック