2週間で1000人以上が搬送!? 暑さに慣れない梅雨が危険な「熱中症の予防と対策」を看護師が伝授 (2/3ページ)
では、暑くてもエアコンを使用しない方が良いのでしょうか?
国立環境研究所の『年齢階級別・発生場所別患者数割合(2013年)』によると、0~6才の熱中症発生場所は、“住宅”、ついで“道路・駐車場”が多いという結果が出ています。
強い日射しを浴びる戸外よりも、室内の方が発症のリスクが高いのです。温度が上がりやすい室内や車中で長時間過ごすときは、注意が必要です。
エアコンは、“適切に使う”ことが大事ですね。子どもの顔色や、汗のかき方に注意し、適切な服装を選びましょう。
また、こまめな水分補給をしながら、必要時はエアコンを利用して“環境の調節”をしましょう。
風向きやカーテンで日差しを遮る工夫をし、28℃を超えないくらいの室温設定が快適ですよ。
■熱中症の予防と「発症時の応急処置」
(1)熱中症にならないための「予防策」3つ
1.帽子をかぶる
2.のどが乾いていなくても、こまめな水分摂取をする。(スポーツドリンクなどがオススメ)
3.日陰で休む
夏のおでかけは、水筒などをもって、もっとも気温が上がる正午ころの外出は、避けるのも1つの手です。
また、塩味の飴なども、持っているといいですよ。
(2)「異常が発生してしまった」ときの対処3つ
1.涼しい場所に移動し、足を高くして衣服をゆるめる
2.身体を冷やす(太い血管のある脇の下、両側の首筋や、足の付け根など)
3.症状が良くなるまで、誰かの付き添いのもと、休む
手足のしびれや、こむら返り、頭痛や吐き気がある時、だるい、意識がおかしい時は早めに医師の受診をしてください。
意識がない、けいれんを起こしている、反応がおかしい、真っ直ぐに歩けない、身体が真っ赤で熱く、まったく汗をかいていない時は、すぐに救急車を呼びましょう。
いかがでしたか?
ちなみに、暑い日は“ベビーカー”での外出も注意が必要です。なぜなら、地面に近い赤ちゃんの方が、大人の高さよりも約3~4℃温度が高いからです。