中高で800時間も英語に触れた大人の「やりなおし学習」成功法 (3/3ページ)

Suzie(スージー)

(1)やみくもに勉強するのではなく、筋道を立て、体系立てて学習を進めている

(2)自分自身の学習段階を理解し、次になにを学ぶべきかを把握している

(3)学習に関するさまざまな外的要素を自分でコントロールしている

ビジネスのための英語学習に成功する人は、「語彙や文法をひたすら暗記する」という受験英語のマインドセットを捨て、「自分のいいたいことを伝えるために必要な量の語彙と文法をおぼえ、繰り返し使う」という割り切りができているのだそうです。

そして「次にやるべきこと」がわかっているからこそ、目の前の課題に手当たり次第に取り組み、壁に突き当たってしまうということもなくなるわけです。

さらに、「なにをすべきか」がわかっている人は、学習時間の捻出など、学習に関するさまざまな外的要因をうまくコントロールできるようになるのだとか。

ざっとご紹介しただけでも、第二言語習得論に基づく英語学習法のオリジナリティがわかるはず。英語力がなかなかつかずに悩んできた人にとっては、本書が突破口になるかもしれません。

(文/作家、書評家・印南敦史)

【参考】

※佐藤洋一(2016)『第二言語習得論に基づく、もっとも効率的な英語学習法』ディスカヴァー・トゥエンティワン

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