天才テリー伊藤対談「風間トオル」(4)風間さんはホント心が強いんだね! (1/2ページ)
テリー モデルを目指したキッカケは何ですか?
風間 20歳ぐらいの時に、スカウトされました。それまでファッション誌なんて買ったこともないですから、恥ずかしながらモデルという職業があることすら知らなかったんです(笑)。
テリー どんなところでスカウトされたんですか。
風間 当時、表参道の「キーウェストクラブ」っていうカフェバーで厨房のバイトをしてたんです。
テリー 有名な店ですよね。俺も行ったことある。
風間 そうです、業界の人がよく来る店でした。そこで、あるサーフィン雑誌がファッションページの撮影をしていて、「撮影用にこんなカクテルを作ってほしい」っていうオーダーを入れてきた時、いきなりスカウトされたんです。
テリー 風間さんは、当時サーフィンをやってたんですか?
風間 やっていました。話を聞いたら時給は出る、交通費はかからない、さらに昼飯まで食べさせてくれるということで、「そんな夢みたいな話があるんだ!」と思って快諾しまして。それが、初めてのモデル仕事ですね。
テリー なるほど。その後、風間さんは「メンズノンノ」などのモデルになって、アッという間に大人気になっていくじゃないですか。収入もドーンと上がったから、うれしかったでしょう。
風間 いえ、こういう仕事は長続きしないと思っていたので、「手放しで喜んでる場合じゃないぞ」って感じでした。
テリー へえ、風間さんって話を聞いてると、全然チャラチャラした印象がないですね。
風間 う~ん、いろんなことに対して、慎重なんでしょうね。
テリー その頃の女性関係はどうだったんですか。