壁紙化した“ひらがな表”は無意味!子どもに「文字や時計の読み方」を覚えさせるコツ (2/3ページ)
それに、“拾い読み”をしていると、声には出ているので、聞いている大人は「あら、本が読めているわ」と錯覚してしまいますが、本人は「意味がわからないまま音を拾って読んでいるだけ」のこともあります。
算数の文章題で小学生になっても先生が読んでやれば解けるのに、自分で一から問題を読むとなると“拾い読み”をしているため式を立てられない子どももいます。
言葉として文字が頭に入っていない証拠です。
■「カタカナ」をひらがなに直して教えるのは二度手間です
カタカナもひらがな同様に、“カ”ではなく“カレーライス”、“ア”ではなく“アイスクリーム”と教えましょう。
意味のある言葉として何度も目にしているうちに、次第にばらばらの表でも読めるようになります。
また、絵本によっては本来カタカナ表記するものも“ぷうる”、“かれいらいす”となっている文章もありますが、最初から社会でカタカナ表記されているものは、カタカナで見せておいた方が賢明です。
後々子どもが、覚え直す必要がないからです。
■いま「何時何分」かわからない子どもに時計を読ませるには?
小学校に入学したとき、時計が読めない子がいます。時計を見て行動ができないので、いつまでも1人校庭で遊んでいます。
チャイムは鳴りますが、「休み時間はあと3分でおしまいだから、そろそろトイレに行っておこう」などと自ら“時間管理”ができません。
家に時計があっても「早くお風呂に入りなさい」「早く寝なさい」といった“シンプルセンテンス”しか飛び交わない家庭で育った子どもは、なかなか時計が読めるようになりません。
「3時になったらおやつにしようね。あと10分待っていてね」「8時になったらお風呂にしよう。それまでにご飯は食べ終えようね」のような会話をしていれば、プリントやドリルなどで時計の勉強をしなくても、いつの間にか読めるようになりますよ。