悪意があるものも……アニメキャラのネットでの愛称10選「ゲボ子」「72」

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アニメに登場するキャラクターには、ファンからさまざまなあだ名や愛称が付けられることがあります。その愛称は、キャラクターの口癖や外見、また特徴的な行動を基にしたものが多いのですが、なかにはちょっとした悪意が込められたものもあったりします。今回は、そうした「ファンが付けたアニメキャラの愛称」をピックアップしてみました。

●天使ちゃん

『Angel Beats!』に登場する、立華かなでというキャラクターに付けられた愛称です。名前が明らかになる前は、作中でも「天使」と呼ばれており、ファンはそこに愛を込めて「ちゃん」を付けて呼んでいました。本名が立華かなでであることが判明した後も、ネット上では天使ちゃんと呼ばれ続けました。

●えるたそ

『氷菓』というアニメに登場する千反田えるというキャラクターに付けられた愛称です。ネット上では好きなキャラクターの名前に「○○たん(タン)」を付けて呼ぶことがあります。それが次第に変化して「○○たそ」と呼ぶようになりました。千反田えるも、その例に倣って「えるたそ」と呼ばれました。

●あんこ(ちゃん)

『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する、佐倉杏子(さくら きょうこ)に付けられた愛称。キャラクター紹介時に、名前にルビが振られていなかったことから、きょうこではなくあんこと呼ぶ人が続出。次第にその呼び方が当たり前になってしまい、正しい読み方を知った後もファンは「あんこ」という愛称で呼び続けました。

●インなんとかさん

『とある魔術の禁書目録』に登場するインデックスというキャラクターに付けられたあだ名です。インデックスはメーンヒロインなのですが、なぜか他のヒロインよりも目立たないことが多く、時には全く物語に絡まないこともありました。存在感が薄いことから、ネット上では「インなんとか」とあいまいな形で呼ばれました。

●ゲボ子

『魔法少女リリカルなのはA's』で初めて登場したヴィータというキャラクターに付けられた愛称です。決して嘔吐(おうと)という意味ではなく、持っている武器がゲートボールに使うスティックに似ていることから「ゲートボール子」、それを略してゲボ子となったのです。後にヴィータがゲートボールをする描写が登場するなど、公式も認めている模様。

●72

『THE IDOLM@STER』に登場する如月千早が、一部のネット上でこう呼ばれています。この呼び名の由来は、千早のバストサイズによるもの。本人も胸のサイズを非常に気にしており、ある意味セクハラ全開の悪意ある呼び方といえます。公式でもバストサイズをネタにする描写がたびたび見られるなど、「72=千早」という図式はおなじみになっています。

●バーロー

『名探偵コナン』の主人公である江戸川コナンに付けられた愛称です。アニメの中でコナン君が事あるごとに「バーロー(ばか野郎)」と言うことから、コナン自身を指す言葉としてネット上で使われるようになりました。アニメキャラの愛称には、こうした独特の口調が基になっているケースも多く見られます。

●ダー様

『ガールズ&パンツァー』に登場するダージリンというキャラクターが、ネット上でこう呼ばれています。主人公たちのライバルで、お嬢さま学校「聖グロリアーナ女学院」の戦車道チームの隊長。常に紅茶のカップを手にしており、その優雅な姿にファンは様を付けてダージリン様、略してダー様と呼んでいます。

●りっちゃん隊長

『けいおん!』に登場する田井中律というキャラクターが、ファンからこう呼ばれています。1期で主人公の唯に「りっちゃん隊員」と呼ばれたことがありましたが、後にファンから敬意を込めて「りっちゃん隊長」と格上げして呼ばれるようになりました。そして律ファンは自らを「隊員」と呼んでいます。

●番長

『ペルソナ4』の主人公である鳴上悠に付けられた愛称です。ペルソナという所有する特殊能力の姿が学生服を着た番長のようであることや、悠自身の男らしい立ち居振る舞いなどが相まって、こう呼ばれるようになりました。後に公式でも悠のことを「シスコン番長」と紹介するなどしています。

アニメキャラに付けられた愛称をピックアップしてご紹介しました。「インなんとか」や「72」など、悪意が込められたものもありますが、ファン愛が込められたものも多くあります。これを読んでいる皆さんは、アニメキャラの愛称の中でどんなものが好きですか?

(中田ボンベ@dcp)

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