​オリンピックでも注目の陸上競技! 短距離走の記録に「追い風」「向い風」って影響するの?

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まもなくブラジルでオリンピックが開催されますが、大学生のみなさんはどの種目に注目していますか? さまざまな競技が行われますが、陸上はなかでも花型人気を誇る種目のひとつ。陸上競技では中継やニュースなどで結果が紹介されるときに「追い風参考記録」ということばを見たり聞いたりすることがありますよね。この「追い風参考記録」って実際どんな意味なのでしょうか? ということで、今回は短距離走と風の関係をまとめてみました。

■「追い風参考記録」って?

まずは「追い風参考記録」についての情報をまとめてみましょう。

追い風参考記録とは、追い風が風速2.0m/秒を超えた際、順位はつけるけれど、タイムなどの記録は「参考記録」となり公認記録にならない、ということを表しています。とはいえ、すべての競技にその影響があるわけではありません。追い風の影響を受けやすい、短距離走の100m・200m、110mハードル、100mハードル、走り幅跳び、三段跳びなどが該当します。ただし、男子十種競技や女子七種競技など、混成種目といわれるものの場合は風速4.0m/秒までは公認記録として残されます。

ちなみに、「追い風」があるなら「向かい風参考記録」もあるのでは……? と思いませんか? 向かい風の場合は特に「参考記録」とはしないようです。ただし、あまりにも風が強い場合は、競技そのものが中止になってしまうこともあります。

■追い風参考となった記録

では、実際に追い風参考記録となったものとは……? 2008年の全米大会で、タイソン・ゲイが100m走で出した9秒68という記録。これは当時驚異的な記録と言われましたが、風速は4.1m/秒。参考記録となりましたが、翌2009年に上海で行われたレースでは100m9秒69という世界歴代2位となる記録を出しました。ちなみに世界歴代1位は、言わずと知れたウサイン・ボルトです。

また、アメリカのマイク・パウエルは走り幅跳びの世界記録保持者として知られています。その記録は8m95。しかし実は「追い風参考記録」の8m99という記録もあるのです。このときは風速4.4m/秒という状況。参考記録となりましたが、「追い風参考記録」の中でも世界一のものになりました。

いかがでしたか? 追い風参考記録についてまとめてみましたが、みなさんの参考になったでしょうか。競技会を観戦する機会や、テレビで実況中継を見る機会があれば、この情報も生かされるかも! 大学生のみなさん、豆知識としてぜひ覚えておいてくださいね。

文・ファナティック

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