話題の1冊 著者インタビュー 松中みなみ 『万馬券クイーンの秘密』 KADOKAWA 1,600円(本体価格)
−−今や“万馬券クイーン”の異名を取る松中みなみさんですが、競馬を始めたきっかけは?
松中 マネージャーに勧められたのがきっかけです。お仕事につながるからと猛プッシュされて。でも、あとで分かったのですが、実は競馬のことを分かっていない人で(笑)。
−−競馬のイメージは?
松中 最初はまったく興味がありませんでした。むしろオジサンがお酒を飲んで、罵声を浴びせているような悪いイメージで…。両親も競馬に関心がなかったから、私が競馬を始めたときはすごく反対されました。
−−実際に競馬をしてどう思いました?
松中 すぐ好きになりました。だって、近くで見るとすごい迫力があるし、毛並みも艶々してきれいだし。それに、ちゃんと勉強すれば、お小遣いにもなるし(笑)。競馬場も想像していたより、明るい雰囲気だったので驚きました。
−−嫌になったことは?
松中 1回だけ。血統とかコースとか、覚えることがたくさんあるじゃないですか。だから、とにかく“馬漬け”になっていたら、夢にも馬が出てくるくらい頭が混乱して、「もうやだ!」って競馬新聞を放り投げちゃったんです。学校の勉強などもそつなくこなしてきたのに、人生で初めて、自分の能力を超えたことをやらされたというか…。でも、カンニング竹山さんに教えていただいたり、専門誌を見たりして修業を重ねました。
−−そんな体験があって、膨大な知識を身に付けたんですね。
松中 競馬に限らず、やると決めたらとことんやらないと気が済まない性格なんです。
−−実際に競馬予想をするようになってからはどうですか?
松中 私の予想を参考にしてくれる方もいるわけですから、やはり責任を感じます。タレントさんで誕生日などで予想してる人もいますけど、私は信じられないですね(笑)。
−−安田記念の注目馬は?
松中 サトノアラジンです。7連勝中の最強マイラー、モーリスも参戦しますが、香港帰りの疲れを考えたら逆転の可能性は十分にあります。中2週と間隔は少しタイトですが、東京実績とあの力強い切れ味なら、開催が進んだ荒れた馬場でも問題なし!
−−少し気が早いですが、秋競馬の注目馬は?
松中 注目馬はゴールドアクターですね。夏はしっかり休んで、天皇賞の疲れを取って、得意の距離に戻ったジャパンカップで復活してほしいです。
(聞き手/遠藤覚)
松中みなみ(まつなか みなみ)
1985年7月10日生まれ。サンスポ「予想王TV」内の「松中みなみの部屋」で毎週競馬予想を公開。2013〜2015年の3年連続で年間万馬券的中数が100本を超え、話題になる。元福岡ソフトバンクホークスの松中信彦選手の親戚にあたり、野球番組でも活躍中。