長期的な”独立計画”を画策か?SMAP造反4人組にくすぶる2020年問題 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■中居が長期的な「独立計画」を画策?

 騒動後も9月にメンバーの契約更新があることから「また独立騒動か」と憶測が飛び交っていたが、ここまで念入りに事務所やメンバーが直接否定したとなれば解散はないだろう。ファンは一安心といったところだが、そう楽観的になれない事情もあるという。

「いくら騒動が終息したといっても、離脱を画策した4人の立場は厳しいまま。残留をいち早く決断した木村が優遇され、他のメンバーが冷遇されるのは目に見えている。といっても、SMAPには2020年東京パラリンピック大会の応援サポーターという大役があり、これが終わるまではメンバーも事務所も思い切った動きをすることはない。東京オリンピック絡みの仕事に嵐をはじめとした自社タレントを送り込みたい事務所側は波風を立たせたくないわけです。それが度重なる『解散否定』にもつながった。しかし逆にいえば、それが終われば事態は大きく動く可能性がある」(芸能関係者)

 大役が終わると同時に「お役御免」で飼い殺しということにもなり得る。だが、離脱組の中心だった中居も手をこまねいているわけではなく、長期的な「離脱計画」を立てていそうなフシがあるという。

「今まで中居はあまり業界の人間と親しくすることがなかったのですが、最近は局のプロデューサーやお笑い系の大手事務所の幹部と食事をしたり、芸人たちとも仲良くすることが増えた。テレビ局も決してジャニーズ事務所の言いなりではなく、中居ら離脱組の肩を持とうというスタッフは少なくない。今年の結成25周年、そして2020年東京パラリンピックの応援サポーターを終えて、グループの活動に一区切りつけてから動くつもりなのではとささやかれています」(前同)

 4年後となれば中居は50の大台が見えてくる年齢。事務所に嫌気が差しながら、そこまでアイドルとして務めあげればファンも納得するかもしれない。この長期計画でジャニーズ帝国に一矢報いることができるのか、長い目で見守りたい。

文・夢野京太郎
※芸能から社会問題、ITニュースやヤバいスジの話題まで幅広くカバーするフリーのジャーナリスト。雑誌への匿名寄稿やゴーストライターとしての活動も多く、あまり表舞台には出たがらない性分。
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