奇跡の介護食「あいーと」が伊勢志摩サミットでブース展示 各国報道陣から大絶賛 (2/2ページ)

FUTURUS

ところがその牛肉は、舌だけですり潰すことができる。歯を一切使わずとも咀嚼できるという、驚異的な柔らかさなのだ。

『あいーと』は、いわゆる再形成食品ではない。もう一度書くが、「牛肉は牛肉」なのだ。酵素を食材に浸透させることにより、繊維を分解して柔らかくしているのである。

先述の通り、伊勢志摩サミットではこの『あいーと』のサンプルが報道関係者向けに提供された。国際メディアセンターには食堂が併設されていた。『あいーと』のブースも、その食堂内にあったのだ。


■ 各国記者から好評を得る

『あいーと』事業部副事業部長の坂本雄氏によると、この製品は「柔らかさの調節」に最も苦労を要したという。

とにかく柔らかくすればいい、というものではない。食材独自の食感を残し、また外見が崩れないようにしなければ、それはミキサー食と同じである。

伊勢志摩サミットの際のブース展示では、製品に対する好評が相次いだという。

「こんなに柔らかいのに普通の食品と見た目が変わらないのはすごい」

「こういった技術が進んでいるのは驚き」

「思ったよりも美味しい」

健康的な一般人の目から見れば、「介護食は美味しくない」というイメージがどうしても拭えない。だが『あいーと』は、明らかにそれを覆している。


■ 食事ができる幸せ

「何らかの疾患またはご高齢であることが原因で咀嚼力が弱まり、“出来る限り美味しいものを食べたい”という願望に蓋をしなければならないという現実があります。“当たり前のように食事ができる幸せをもう一度”。その手助けがしたい一心で開発しました。一人でも多くの方の食べたい思いを叶え、幸せな時間(とき)を提供し続けるために私たちは今後もメニュー開発を続けていきます」

坂本氏から、このような熱いメッセージをいただいた。

高齢社会に直面している我々日本人は、今こそ「思いやり」を見直さなければならない。それはすなわち、人間の尊厳について考えるということだ。

幸い、我が国日本は世界トップクラスの技術力を持つ国だ。今こそその技術力を、「幸せな時間(とき)」のために活かそうではないか。

【参考】

※ あいーと公式サイト

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