大学内でも学歴コンプ? 偏差値が違う学部に格差を感じる大学生は約5割

大学に進学する際、ほとんどの人は偏差値も一つの基準になるでしょう。そしてその偏差値は、大学選択だけでなく、同じ大学でも学部の選択にも影響を及ぼしてきます。今回はそんな学部間の偏差値の差に格差を感じる場面について、大学生にアンケート調査を行いました。
Q.同じ大学内でも偏差値が違う学部というだけで格差を感じることってありますか?
「ある」 46.2%
「ない」 53.8%
半分弱の学生は、なんらかの場面で格差を感じたことがあるようです。どんな理由でそう感じているのか、具体的な意見を聞いてみました。
<「ある」派の意見>
■実際に見下された、見下したことがある
・すごく教授にばかにされる(女性/20歳/大学3年生)
・キャンパスが別だったり、別扱いされてるから(男性/24歳/その他)
・偏差値が少し高いだけで「〇〇学部の人とは付き合うな、話が合わない」なんて見下してくる(女性/22歳/大学4年生)
格差を感じたことがあるという学生の多くは、見下された側の立場のようでした。見下している側は無意識だったり、さも当然という振る舞いをしていますが、見下された側には強烈な印象を残すものです。
■学部ごとの特徴にあらわれている
・偏差値の高い学部の授業は、誰も寝る人がいない(女性/20歳/大学3年生)
・学部ごとに真面目な人が多かったり、適当な人が多かったりするから(女性/19歳/大学1年生)
・偏差値10も違うと、終わった後の教室が汚い(男性/22歳/大学院生)
偏差値に差のある学部の授業を行き来していると気付くこともあるようです。偏差値と直接的な関係はないのでしょうが、真面目さや清潔さなど、学力以外のところにも差が生まれることがあるようですね。
<「ない」派の意見>
■同じ大学内で偏差値の差なんて感じたことがない
・通っている大学では偏差値は大差ないから(女性/20歳/大学3年生)
・偏差値が高いのにうちの学部の授業は大したことないから(男性/20歳/大学2年生)
・一番上の学部にいるし、他学部とは場所が離れてるからわからない(女性/19歳/大学2年生)
偏差値の差を感じたことがない学生の多くは、自分の大学では学部間の偏差値差が小さいという認識のようでした。そして実際の大学生活の中で、「やっぱりこの学部は偏差値が高いから……」というような場面に出くわすこともないようです。
■違う学部とも普通に仲良くしている
・偏差値の差というより専門分野の特徴(女性/26歳/大学院生)
・違う学部の子達と普通に仲良くしているから、特に格差を感じることはない(男性/23歳/大学院生)
・普通に仲良くしているし、そういったことを気にする人はあまりいないから(女性/21歳/大学4年生)
たいていの大学では、学部が違った人とも友達になることがありますよね。そうして友達になるときに、わざわざ学部や偏差値の違いについて考える余地は生まれないものでしょう。偏差値の差について考えるというのは、相手を一人の人間として捉えておらず、全体として色眼鏡をかけてしまっていることと同じなのかもしれません。
いかがでしょうか、思い当たることがあった人もいるのではないでしょうか。偏差値の差によって色眼鏡で見られ、不快な思いをしたことがある人もいるようです。学部が違えばそれぞれその特性に応じたスキルや知識が身につくはずですから、あまり偏差値という数字にとらわれない見方ができるようになりたいものですね。
文・ファナティック
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年6月3日~2016年6月5日
調査人数:大学生男女403人(男性202人、女性201人)