経験者に聞いた、本当にあった就活失敗エピソード4選「社長の名前を間違えた」

就活スタイル

就職活動は初めての経験続きでもあるため、失敗はつきものです。ときには後々まで引きずる大きなミスをしてしまうことも。細かな失敗は数あれど、その中でも心に残っている消してしまいたい失敗のエピソードを、社会人の男女に聞いてみました。Q.就職活動中に「失敗した」と思った事はありますか?

ある 29.5%
ない 70.5%

3割近い人が就職活動において失敗したことがあると回答しました。そのときのエピソードを見てみましょう。

■準備万端なはずなのに

・もっと幅広い視野で準備をすればよかった(女性/29歳/人材派遣・人材紹介)
・準備をもっとしっかりすべきだった。面接で、他の業界とこの業界との違いを聞かれて、きちんと答えられなかった(女性/30歳/金融・証券)

自分がエントリーした業界や会社のことについてはくわしく調べて事前準備をしていても、実際に面接で聞かれることがその分野だけとは限りません。さまざまな分野のことをある程度は知っておく必要があります。

■凡ミスほど怖いものはない

・受けた会社の社長の名前を間違えた(男性/32歳/電機)
・電車で西口と東口のどっちを使えばいいのかいつも間違える(女性/28歳/運輸・倉庫)

面接の準備は面接官との受け答えだけを想定すればいいというものではありません。まずはその会場に時間通り行くことができなければ面接さえ受けられず、突拍子もない質問をしてくる面接官もいます。凡ミスで失うものは大きいのです。

■マニュアル通りでは通用しない

・最初に面接本を読みすぎ、凝り固まってしまった(男性/28歳/自動車関連)
・グループ面接で前の人とほとんど回答が同じになってしまってアピールできなかった(女性/30歳/医療・福祉)

「こうすれば受かる」という面接本は、みんなが読んでいると思いましょう。それを踏まえた上でどう自分をアピールできるかが勝負のわかれ目です。奇をてらった受け答えをする必要はありませんが、個性がまったくない返答も考えものです。

■会社選びを間違った

・父親がすすめる会社を受けてしまったがために、落ちたときにひどく罵倒された(男性/31歳/食品・飲料)
・就職した会社がブラックだった(女性/31歳/団体・公益法人・官公庁)

就職活動を一からやり直したいと思ってしまう残念な結果です。誰かのコネや推薦は面接までこぎつけるのは容易かもしれませんが、そのあとにも責任がついて回ることを忘れてはなりません。自分の目でしっかりと見極めることが大切です。

内定にこぎつけるまでに、一度も失敗したことがないという人はごくまれでしょう。就職活動は数を撃てば当たるというものでもありません。失敗から学ぶことは多々あります。一度の失敗は勉強になったと思って、次は同じことを繰り返さないように気を付けましょう。

文・ファナティック

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2015年4月12日~20日
調査対象:マイナビウーマン会員
調査人数:社会人男女488人

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