加害者が被害者に……いま話題の「ハラスメントハラスメント」ってなに? 対処法は? (1/2ページ)

■価値観が多様化し、1つの物事の価値をシェアしづらくなっている
SNSでよく使われる「シェア」という言葉。FacebookやTwitterなどでよく見ますよね。でも、リアルな社会で物理的な人と人が関わってくる場面だと、価値観をシェアすることが難しくなっています。世の中が情報で溢れ、格差が広がり、生活スタイルも多様化して、全員の価値観が一筋縄ではいかなくなっているからです。だからこそ、たとえば「社交辞令で軽いあいさつを交わしているだけ」と本人が思っても、相手からすれば、「毎日しつこく話しかけられて、干渉されるのはつらい」と感じている可能性もあります。
■1つの物事に対する経験値の平均にブレがある
会話一つにしてもいろんな可能性があり、それがハラスメントにつながります。それは1つの物事に対する経験値に差があるからです。起きてから寝るまでに自分が何気なく行っているさまざま経験が、他人から見れば、めずらしかったり異常だったりします。だからこそ、経験の下で育っていく価値観にズレが生じて、ハラスメントへと発展していくのです。
■なんでもハラスメントと決めつけると「ハラスメントハラスメント」が生まれる
このように、すべての物事にハラスメントの可能性があります。そして、すぐにハラスメントだと感じて、ハラスメントの声を上げると、そうされたことに対して、相手はハラスメントだと感じ、その反論を自分はまたハラスメントだと感じ……と「ハラスメントハラスメント」の状態が生まれます。