突然の大泣きにママたじたじ…!梅雨時期に見落としがちな「ベビーサイン」3つ
新生児期の赤ちゃんが、突然激しく泣き出すことはよくあります。ミルクの時間でもないし、眠いわけでもなさそう……意味不明の泣きにママもイライラ。
でも、赤ちゃんが泣くのには何かしらの理由があります。まだおしゃべりできない赤ちゃんにとって、泣くことで“不快な気分”を訴えているのです。
これからのジメジメ蒸し暑い季節に気になるのは、暑さや湿度が原因による体の不快感ですよね。
そこで今回は、元保育園園長で保育サポート事業を行いながら、ベビーシッターとしても活躍中の筆者が、“新生児期の赤ちゃんが快適に過ごせる方法”をご紹介します。
■1:「手足が熱くないから大丈夫」はNG
赤ちゃんの手足を触ってみて”熱くないから大丈夫”というのは間違いなんです。
実は、赤ちゃんの手足の温度は、体の温度とは異なります。眠くなると手が温かくなりますが、体温が上がっているわけではなく、逆に手が冷たいからといって寒いわけでもないのです。
では、どうやって赤ちゃんが暑いのかを知るかというと、赤ちゃんの背中と服の間に手を入れて、「汗ばんでいないか」を確認することが必要なんです。
もしも汗ばんでいるようなら、着ているものを1枚脱がせてあげるか、室内の温度を少し下げてあげましょう。
赤ちゃんは、体温調節がまだ上手にできません。ママがしっかり判断してあげてくださいね。
■2:「気温が低いから大丈夫」はNG
赤ちゃんの体温は平均36~37度前半と、大人より約1度近く高く、体温調節機能も“未熟”です。そのため、汗をかきやすく、厚着をしていると熱がこもりやすくなります。
快適な温度を知るためには、室内に温湿度計を置き、日ごろからチェックすることが重要です。
また、気温が低くても湿度が高いと、とても不快な気分になり、さらに“熱中症”にもなりやすくなります。
気温だけではなく湿度も気にかけて、“除湿”も心がけましょう。
■3:「おしっこが出ていないから大丈夫」はNG
赤ちゃんはとにかく汗っかきです!
背中にガーゼを1枚入れて、汗をかいたらガーゼを抜くようにすると、着替えの回数を減らすことができます。
オムツの中は特に蒸れるため、おしっこが出ていなくてもこまめにオムツを外し、風を通して“蒸れ”を防ぎましょう。
また、お腹や背中のオムツがあたる部分は、かゆくなったり、“あせも”ができることも。ひどい場合には、かぶれて肌が真っ赤になってしまいます。
オムツはあまり絞めつけ過ぎず、少し緩めに履かせてあげると、“あせも予防”にもなりますよ。
いかがでしたか?
赤ちゃんの泣く行動も、“コミュニケーション”のひとつです。
ママがそばにいて、泣いたらまずは優しく語りかけ、不快な気持ちを受け止めてあげましょう。
ジメジメした季節、赤ちゃんが快適に過ごすことで、ママの育児ストレスも減らしていきましょうね。
【画像】
※ vadim kozlovsky、Piotr Marcinski / Shutterstock
【著者略歴】
※ 藤實 智子・・・元認可保育園園長。現在の保育事情、なぜ保育士が増えないのか、待機児童が減 らないのかという問題を現場の立場から考え解決するため、保育施設の訪問サポ ートや保育士向けの相談事業、保育講座等を行っている。