大学生のうちに一度はやりたい!! 経験者が語るヒッチハイクのすすめ【学生記者】

学生の窓口


こんにちは、大学4年の須賀です。
みなさん一度は、大学生のうちに他人に話せるおもしろい、なにか想い出に残ることをしたいなと考えたりしたことがあるのではないでしょうか? でも実際はお金の面や、準備の面でためらうことって多いですよね。僕も一時期、世界一周に憧れていろいろ情報を集める中で断念した覚えがあります。持論にはなるのですが、どんな体験だろうが自分がどう活かすのかが大切。でもやっぱり、これまでの日常を打破する非日常的かつわかりやすいユニークな体験を求めてしまいますよね。実際に、その体験がなにか自分を変える機会になることもあります。

去年、僕は友人と2人で東京から伊勢神宮までヒッチハイクで行ったことで、「ヒッチハイクできたのだから、困ったことが起きても人生なんとかやっていけるのではないか?」と思うようになりました! そこで今回は、お金がなくても、今すぐにでもできる「ヒッチハイク」をみなさんにおすすめしたいと思います! ただし、ヒッチハイクをすることは一部の国では禁止されていて、僕も国内の経験しかないため今回の記事では国内の場合を想定しています。

なにを準備すればいいの?

ヒッチハイクといっても、まずはどんな物を持っていけばよいのか、どこから始めればいいのかちょっと悩みますよね。2泊3日で僕が持っていたものは下のリストとなっています! ヒッチハイクだからと構えすぎずに準備して大丈夫です。ただし、荷物はなるべく軽めに両手が空くようにしましょう!

■ボストンバッグ30ℓ(少し小さすぎたので45ℓくらいのナップザックのほうがいいです)
■A3スケッチブック&クレヨン(クレヨンよりマーカーペンをおすすめします……!)
■2日間の着替え
■洗面具(歯ブラシ、洗顔料など)
■タオル3枚(大2枚、小1枚)
■携帯充電器
■ノートPC(充電器も)
■ゴミ袋2枚
■現金¥20,000(クレジットカードなどは念のため家に置いていきました)

どこから始めればいいの?

ズバリ、「用賀マック」です。一部の間ではヒッチハイクの聖地と呼ばれている場所で、ヒッチハイク初心者ならここがオススメだと思います。東名高速の入り口であり、車を寄せられる大きなスペースがあるため車を捕まえやすいと言われています。後ほど紹介しますが、ここでまず海老名まで乗せてもらうのが出だしとしてはいいのではないかと思います。長期休業になると同じくヒッチハイクをしている大学生を見かけたりするので、思わぬつながりができるかもしれません。

スケッチブックに書くコツ!


行き先を大きく書くスケッチブックですが、ちょっとしたコツがあります。それはなるべく行き先を近いところに設定して書くことです。たとえば最終目的地が京都でも、用賀からヒッチハイクをする場合は、近くて大きなSAの海老名に設定しましょう。いきなり遠くの目的地を書いてしまうとドライバーからは「そこまでいかないよ」と思われてしまうので、それを避けて少しでも乗せてもらう確率を上げるためには、なるべく近くの行き先を書くようにしましょう。友人と一緒の場合は、近い行き先とちょっと遠い行き先を別々に書いてもいいかもしれません。高速道路に乗った場合は、なるべく降りることできるSAに行き先を設定するのポイントです。

絶対に拾ってくれる人がいると信じ、くじけないこと。

精神論にはなってしまうのですが、ヒッチハイクで一番大事なのは、絶対に拾ってくれる人がいると信じて、くじけずに待つことです。テンポよく乗せてもらうこともありましたが、炎天下の中で1時間以上待つことも、「1人だったら乗せられたのに」と言われたこともありました。体力的にもずっと立っているのが厳しく、疲れた中で思うように進めないこともありました。しかし、きっと乗せてくれる人がいるはずだと信じ続けることができたので、ヒッチハイクで最終目的地だった伊勢神宮まで行くことができたのだと思います。

やってみればできる! 学びは多い!

ヒッチハイクはやってみれば意外とできてしまうものです。ちょっと勇気を振り絞れば、ちょっと自分を変えてあげればできることに、ヒッチハイクでは数多く直面します。長時間乗せてくれる車と巡り会えないので自分からドライバーさんに話しかけることや、乗せてもらった人とどう会話をするのかどうか、など今思うとそこまでハードルは高くないはずなのに、どうしても1歩踏み出せないことに直面しました。自分の嫌な部分もいい部分も、日常から少し離れてみると客観的に見つめ直せると僕は思っています。みなさんもこの夏は、ヒッチハイクでちょっと新しい自分に出会ってみるのはどうでしょうか?

<大学生のまずこれステップ>
1. 最終目的地を決める!
2. 荷物を揃えて用賀マックへGO!
3. 旅先で考え行動する!

文・須賀 健斗

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