次世代モビリティー「ILY-A」が伊勢志摩サミットに登場 時代を変える製品となるか (2/2ページ)
そしてその言葉通り、ハンドル右手側には親指で操作できるコントロールパッドがついている。これは確かに、現代のポーダブルゲームとほとんど同じものだ。

また、人力による運搬の際にもキャリーモードに変形させることができる。これについて大西氏は、
「(ILY-Aが)格好いい・賢いのは当たり前で、持ち運びがラクラクできるものでなくてはならないと考えています」
と、コメントしている。
■ 数百年後に語り継がれる乗り物へ

ILY-A開発メンバーは、「信じろ、アイシン!」「Go beyond!」という言葉の下で今も開発に取り組んでいる。
一時のウケを狙った奇抜な乗り物を作るのは、難しいことではないだろう。だがドライジーネのように「あの発明品が自転車の基礎となった」と歴史書に書かれるような製品を作ることは、極めて難しい。
だからこそILY-Aは、「いろいろ使える、格好よくて、賢いパートナーモビリティ」という方向への変身を遂げたのだ。一過性ではない、数百年後の歴史の授業で紹介されるような製品を作るため、日夜努力を重ねている人々が我が国に存在するのである。
そして、歴史を変える発明品には必ず真心があるということも明記しておかなければならない。