新生児に“塗り薬”を塗っても大丈夫?赤ちゃんの「皮膚トラブル予防」の秘訣とは (2/2ページ)
前述したように、新生児のお肌はまだまだ成熟していないために、自己判断での塗り薬の使用は行わないようにして下さい。
特に、「湿疹が出ているからとりあえず薬局でお薬を買ってきて塗ってみよう」というのはNG。
と言うのも、湿疹の場合は原因が多種多様で、場合によってはアトピーである可能性も否定できないからとなります。
最初に行うべきことは、小児科へ連れて行ってあげて原因を究明し、その原因に合った処方薬を出してもらうようにしましょう。
お薬と言うと、どうしても身体に何かしらの影響が出てきてしまうのではないかと考えてしまいますが、お医者さんの指示通りにお薬を使用して、新生児のお肌の治療を行うのが良いと考えられます。
ただしステロイド剤については副作用の可能性も高くなってしまうために、本当にそのお薬が良いのかをお医者さんに聞いた方が良いでしょう。
■「新生児の皮膚トラブル」は予防が重要
医学の基本となりますが、病気は、なってからよりもなる前に“予防する”ことが重要になってきます。
(1)日常の保湿ケア
まずは普段からのケアが重要になってきますので、特に暑くなってきたこの時期であれば“あせも”を予防してあげることが重要ですし、乾燥が気になるときには保湿をしてあげることも重要になってきます。
(2)沐浴時などのチェック
お肌のトラブルは気が付かないうちに起こっていることが多いので、沐浴をしてあげる時など裸にさせる時にお肌をきちんとチェックしてあげることが必要になってきます。
筆者の場合は子どもが新生児であった時に、保湿を心がけました。
もちろん全員に当てはまるわけではありませんが、“予防してあげた”ことでお肌のトラブルは少なかったです。
それと同時に、少しでも気になる場合には小児科へ連れて行くようにしましたが、きちんとお医者さんの指示通りにお薬を使用していたところ、現在では特に問題もなく成長しています。
まずは、保湿ケアを常に心がけてみてはいかがでしょうか?
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【著者略歴】
※ 川上 智史・・・北里大学大学院医療系研究科医学専攻博士課程修了、医学博士。予防医学を専門とし、医学的に美と健康に主眼を置き研究を続ける。各種教育機関や講演会において予防の重要性を啓発している。