脳力や語彙力を高めよう!「読むだけじゃない」絵本の知育活用術3つ
「絵本の読み聞かせ」は子どもの想像力や語彙力を高めるのに重要。
ですが、絵本を知育に活用する方法は“読む”ことだけではありません。
今回は、“読み飽きた絵本”でももっと学べるようになる、3つの活用法をご紹介します。
■1:脳のネットワーク強化!「 絵を見せ、文を読ませる」
子どもは気に入った絵本を何度も何度も「読んで!」とねだったり、自分でめくって絵を見たりしますよね。
文字がまだ読み書きできないうちでも、何度も何度も読むうちに、ストーリーや文章を丸暗記し、語れるようになります。
何度も読み聞かせを行って、子どもが絵本の内容を暗記したら、読み聞かせるのではなく“子どもに”読んでもらいましょう。
ストーリーの流れや内容を考えながら話すことで、順序立てて考えたり、話したりする力を伸ばすことができます。
最初から順番に話せるようになったら、さらにレベルアップ。絵本のページを無作為に選んで、絵にあったシーンの部分だけ語らせます。
絵に合ったシーンを探したり、記憶の中から一部分だけ切り取って活用したりする練習を繰り返すことで、さらに脳のネットワークを強化することができます。
■2:文章力高まる「お話づくり」
絵本の中の、「いつ」「どこで」「だれが」「どうして」「どんなきもちになった」かを変えていけば、簡単にオリジナルストーリーを作ることが可能。
いきなり「お話を作ってごらん」と要求しても難しいですが、登場人物や場所など、一部分だけを変えて“別バージョン”のお話を作ることなら挑戦しやすいのでおすすめです。
文章力を高めるためには、美しい文章を暗記したり、自分なりに組み替えたりする練習が必要。
まずはマネから始め、徐々に自分だけで考える部分を増やしていくと良いでしょう。
■3:語彙力高まる!「クイズ大会」
絵本の中の、素敵な“絵”を活用しない手はありません。
動物が出てくる絵本なら、「キリンはど~こだ?」とキャラクター探しクイズを。絵本の中から指定した(クイズの答えがある)ページを子どもに探させるゲームです。
絵と言葉とが対応していないと答えられないため、語彙力を増やしたり、ものの概念を学んだりするのに効果的。
ものや生き物の名前と絵を一致させるだけでなく、「悲しいきもちの人はどこにいる?」などと、感情と表情とを対応させると、気持ちの理解にも役立ちます。
たくさんの絵本を与えなくても、1つの文章について、覚えたり、考えたり、組み替えたり、アレンジしたりして、構造や表現法について深く考える機会をつくることで、思考力や表現力を伸ばすことが可能。
ぜひ、絵本を上手に活用して、子どもの能力をぐんぐん伸ばしてみてください。
【画像】
※ Snowbelle、iordani / Shutterstock
【筆者略歴】
※ Nao Kiyota・・・塾講師ライター。子どもたちが“もっと夢中で”学べる環境作りに日々格闘している。美容・健康分野でも執筆活動中。小学校教諭/特別支援学校教諭/心理カウンセラー/ダイエットアドバイザー/リンパケアセラピスト