今年の夏は東北へ! 大学生のいまだからできる震災復興ボランティアのすすめ (2/2ページ)
■ボランティアに参加する意義
東日本大震災から数年が経ちましたが、まだまだ現地の人たちは完全に復興したとはいい難い状況が続いています。特に住む場所をなくした人や、仕事に就けない人などへの支援は継続して行っていく必要があるでしょう。こうした意味でも、募金だけでなく現地におもむいて支援する人が必要とされています。これから本当の意味で復興していくためにも、ボランティア活動は大きな意味を持っているのです。活動する内容にこそ変化はありますが、ボランティアの人たちによる継続した支援が求められています。
最大級の被害を受けた東北地方の人たちへの支援は、年月の経過とともに少なくなりつつあります。運営団体の資金繰りの悪化や、参加ボランティアの減少など、直接現地へいく形での支援は震災当初と比べても大幅に減っているのが現状です。そうした中で比較的時間に余裕のある大学生が、東北でのボランティア人材として注目されています。現地に行くことで、学生としても有意義な時間になるだけでなく、様々な学びの材料になり、社会人として成長していく貴重な体験になるでしょう。