早期の「お座りの練習」は必要ない?意外と知られていない“赤ちゃんがハイハイをするべき理由”とは
最近よく「うちの子ハイハイしないの」という話を耳にします。病院の先生にも、「最近ハイハイしないブーム」と聞いたことがあります。
筆者は子どもが産まれてすぐから心がけていることは、「自然に育てる」ということ。
その精神で子育てをしていて気になっていたことがあります。“お座りの練習”です。
優れた赤ちゃん用の椅子が当たり前になっているけれど、自然に座れるようになる時を待ちたかったので、何となく筆者は使いませんでした。
そして実はその“お座りの練習”が“、ハイハイしないことにも繋がっているようです!
今回は「赤ちゃんチェアと、ハイハイの関係性」についてお話します。
■絶対にさせたい「ハイハイ」の重要性
「ハイハイをしたほうが良い」というのは頻繁に耳にするかもしれません。
実は、ハイハイは“全身運動”なので、絶対にスキップしたくない重要なものです。
手の平で床に踏ん張り、足指で床を蹴りあげて進んだり方向転換したり……そのおかげで、バランス感覚も養っています。
肉体的な発達だけではなく、床に溜まっている雑菌やホコリなどを吸うことで「免疫を高める効果」もあるんですよ!
赤ちゃんが成長するために、ママとしてはなんとしても、ハイハイさせてあげたいですよね。
■ハイハイ嫌いには「早期のお座り」が関係している!?
母子手帳には“ひとりすわり”は7~9ヵ月の期間という表示になっています。
ですが、最近生後半年くらいでしっかり座っている赤ちゃんをよく目にしますが、そのほとんどの子のママは赤ちゃんチェアを利用していると言います。
また、ハイハイしない子の多くは赤ちゃんチェアを使って、早くから座っていたと言います。
調べてみるとやはり、これには関係性があるようです。
ズリバイなど“水平の刺激”を獲得する前に赤ちゃんチェアに座らせてしまうと、“垂直の刺激”を入れていることになります。
すると、垂直の状態で懸命に体を支えることになり、本来使うはずでない機能を使ってカバーしていると考えられるそうです。
そして、垂直の刺激に慣れてしまうと、ズリバイなど水平の運動を嫌がってしまうという流れがあるようです。
■赤ちゃんが「お座りを気に入ってしまう」かもしれない原因は?
確かに、筆者もお友達の家で赤ちゃんチェアを借りた時に「これがあれば楽だな~」と思いました。
今まで“ねんね姿勢”しかしていない赤ちゃんにとって、座ることができると、まるで世界が違って見えるんでしょうね。
赤ちゃんがニコニコ機嫌が良いからと、長時間座らせておくことで、ママは自由になれる時間ができるかもしれません。
ですが、まだズリバイやハイハイを始める前から長時間お座りさせてしまうと、その姿勢が気に入ってしまい“大事なハイハイ”をスキップして、すぐに立ち始めてしまうので、注意してくださいね。
いかがでしたか?
筆者は全くチェアなどは利用せずに、自然に座る日を見守ってきました。6ヵ月頃からズリバイを始め、8ヵ月に入る頃には自然に座るようになりましたよ。
そして9ヵ月に入る頃に、つかまり立ちを始めました。
不自然に練習させる必要はなく、赤ちゃん自身で座る筋肉、立つ筋肉ができ上がってきたら、自然と座ったり立ったりするのではないでしょうか?
【画像・参考】
※ Oksana Kuzmina、AVAVA / Shutterstock
※武庫川女子大学教育研究所/子ども発達科学研究センター2013年度活動報告
【著者略歴】
※ Yuno・・・ヨガ・アーユルヴェーダ・おむつなし育児アドバイザーの分野で活動。自身のスタジオWindhillを2015年港区白金台に設立し子連れのママヨガやマタニティヨガは大きな反響を集めています。また2015年に第一子を出産。自然な生活・自然な育児をモットーに、妊婦さんや産後のママのサポートに励んでおります。最近ではカジュアルにオシャレなウエディングができる“古民家ウエディング”の企画を立ち上げました。1泊2日の滞在型で家族の絆を深める場を提供します。ウエディングのオシャレ可愛い写真を続々配信予定です。