留学中、現地でホームシックになった大学生は約3割! 「日本食が恋しい」

学生の窓口


留学を考えている大学生が気になることの一つが、滞在するホームステイ先でホームシックにならないかどうかですよね。海外でホームシックになってしまったら、現地の勉強にも集中できなくなるかも? 今回は留学経験者の大学生に、ホームシックの経験があるかどうかを聞いてみました。

Q.留学中、ホームシックになりましたか?

・はい……33.1%
・いいえ……66.8%

ホームシックにならなかった人が多数派でしたが、約3割の人がホームシックにかかったと回答しました。続いて、どうしてそうなったのか理由も聞いてみました。

<ホームシックになった>

■和食が食べたくて

・日本のお米がとても食べたくなった(男性/23歳/大学4年生)
・食べ物が口に合わなくて、日本食が恋しくなったから(女性/19歳/大学2年生)
・和食が食べたくて仕方なかった(男性/27歳/短大・専門学校生)

海外でホームステイとなると、どうしても食文化の違いを肌で感じてしまいます。ちょっとした海外旅行でさえ、日本食を持って行く人もいますよね。滞在が長くなると、どうしても日本食が食べたくなることもあります。

■家族に会いたくなって

・やっぱり家族に会いたかった(女性/21歳/大学3年生)
・慣れない環境なので、家族や友だちと会いたくなった(男性/24歳/大学4年生)
・人生で初めて8カ月も家族と会わない経験をして、どれだけ楽しくても会いたくなったから(女性/23歳/大学4年生)

ホームステイの場合、最初のうちは全く知らない人ばかりの環境となってしまいます。早く慣れてしまえばよいのですが、なかなか慣れない場合、ホームシックにかかってしまうことも多いようです。

<ホームシックにならなかった>

■ホストファミリーが優しかった

・すごく楽しく、ホストファミリーが本当の家族のようだったから(女性/18歳/大学1年生)
・いい人ばかりで、本当の家族みたいに接してくれたから(男性/26歳/大学院生)
・ホストファミリーがやさしく、本当の家族のように接してくれてさびしくなかった。またときどき電話をかけさせてもらえたから(女性/21歳/大学4年生)

ホストファミリーの接し方によっては、まるで家族の一員のように感じることもありますよね。こういった家庭であればあまりさびしくなることもないので、ホームシックにもかかりにくいのではないでしょうか。

■楽しかった

・日本にいるより楽しかったし、日本より自分に合ってる気がした(女性/20歳/大学2年生)
・日本にいるよりも楽しくて、逆に帰りたくなかったから(男性/21歳/大学4年生)
・ご飯が自分好みでおいしくて、毎日いろんなものが見られて楽しかったから(女性/19歳/大学2年生)

生活の環境が自分に合っているかどうかも、ホームシックの要因の一つになります。自分に合っていれば毎日が楽しく感じられますから、ホームシックになることもありません。

留学者の中でのホームシックの経験者は、全体の3分の1程度という結果になりました。これは、ホームステイをした環境もなにかしらの影響が関係していそうです。今年の夏、留学を経験する予定の大学生のみなさんは参考にしてみてくださいね。

文・ファナティック

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年6月2日~2016年6月4日
調査人数:大学生男女401人(男性196人、女性205人)

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