西山茉希の“美しすぎるお腹”に秘訣アリ?妊娠線・正中線の違いと「黒ずみ悪化」のNG習慣とは
先日、タレント西山茉希さんのインスタグラムで、お腹の上で子どもたちが戯れる動画が紹介されました。
この動画にうつる西山さんのお腹の美しさに、多くのママ達からコメントがよせられていました。
「正中線がない」「妊娠線がない」などなど、西山さんの産後とは思えないお腹の美しさに注目が集まったようです。
ところで、この正中線や妊娠線が出る出ないということには、どういった個人差が存在するのでしょうか?
今日は助産師である筆者が、”キレイなお腹でいるために気を付けたいことと知っておきたい!NG習慣”についてお伝えします。
■「妊娠線と正中線」の違いって?
(1)皮下組織が断裂することでできる「妊娠線」
妊娠線は、妊娠して増大する腹部の皮膚が引っ張られ、皮下組織が断裂することが原因で起こります。同じ理由で、大きくなる乳房や太くなりやすい太もも、お尻などにも出現します。
また、体重の増加だけではなく、皮膚の乾燥、コラーゲンやエラスチンといった細胞をつなぐ成分の量が変化することも妊娠線ができる原因です。
最初は、断裂した部分がピンク色~赤紫色のように見えますが、産後は白っぽく変化します。残念ですが一度できてしまった妊娠線は目立たなくはなりますが、その後消えることはありません。
(2)元々は誰のお腹にでもある「正中線」
正中線は、おへそを通って身体を縦に走っている線です。ヒトの身体が発生する過程でできますから、元々は誰のお腹にでもあるものです。
黒ずむのは、妊娠によって増えるプロゲステロンやエストロゲンなどの女性ホルモンがメラニン色素を増やす作用があるために起こる現象です。
正中線の他にも、妊娠中には脇の下や乳輪、外陰部などが黒ずみやすい状態になっています。目立つか目立たないかということに関しては、どうしても個人差があります。
■妊娠線の予防と対処法
(1)「急激な体重増加」に気を付ける
妊娠線を作らないようにするためには、まず”急激な体重増加”に気を付けることです。
急に太ってしまうことで皮下組織が耐えられなくなり、断裂するからです。
(2)とにかく「保湿」
とにかくしっかり保湿を心がけましょう。お風呂あがりは特に、クリームなどで保湿しておくことが大切です。
そうすることで妊娠線の原因となる乾燥の防止や、コラーゲン、エラスチンといった皮膚の保護成分を補うことができます。
皮下組織が断裂する際のピリピリした刺激や乾燥状態が、皮膚の痒みとして感じられるため、つい掻いてしまいがち。
ですが、伸びて薄くなった皮膚はよりダメージを受けやすくなってるので、掻くことで更に痒みを増長するという悪循環に陥ります。産後の保湿ケアで、できてしまった妊娠線を目立たなくすることができます。
■正中線の「黒ずみを悪化させる」NG習慣2つ
“皮膚の黒ずみ”はホルモンバランスの影響であることから、妊娠中は目立っていた正中線も、産後にホルモンが整ってくると徐々に薄くなり目立たなくなっていきます。
これは正中線に限らず、脇の下や外陰部なども同様に言えることです。
ですが、間違ったスキンケアは黒ずみを悪化させることになりますので以下の点に注意しましょう。
(1)ナイロンタオルなどでこするのはNG!
保湿して“皮膚のバリア機能”を正常に保つことにより、ターンオーバー(新陳代謝)をしっかり促していきます。そうすることで、たまったメラニン色素を排出することができるのです。
黒ずみを何とか消そうとして、ナイロンタオルなどでゴシゴシこするのは止めましょう。その刺激が逆にメラニン色素を活性化させ、黒ずみを濃くしてしまうことがあるからです。
(2)きつめの下着や化学繊維は注意!
刺激はメラニン色素を活性化させるため、着用する下着のサイズや素材にも気を配りましょう。きつめのものや、化繊などの素材で皮膚がかゆくなる場合は注意が必要です。
いかがでしたか?
普段からしっかり保湿を心がけるだけで、妊娠線も正中線の黒ずみも予防することが可能です。
それほど敏感肌でなかったという人も妊娠したことでデリケートになりますから、これから肌見せの季節にかけてしっかりケアをしていきましょう。
【参考】
※ parinyabinsuk、mikumistock / Shutterstock
【著者略歴】
※ 城所眞紀子・・・社団法人 Newborn Family サポート協会代表理事/母子の心身の健康に関わる専門職がチームを組み、主に産前産後の自宅訪問によるサポート活動をおこなう。助産師・2児の母。