『松屋監修 夏野菜入りトマトカレー味ラーメン』今年は実店舗では味わえない夏の味を発売目前試食レポート! (2/3ページ)
そんな複雑な背景でリリースされた『松屋監修 夏野菜入りトマトカレー味ラーメン』、松屋トマトカレー・ファンにとってはもう選択の余地がない。食べるしかないのだ。
今回は発売前に製品を入手することができたので、早速食べてみよう。松屋オレンジのカップのフタをめくると細かな野菜が散らばっているのが見える。かやくは夏野菜のインゲンやナスに、玉ねぎ、と肉そぼろ、唐辛子の5種類。この段階ではトマト風味はほとんど漂ってこない。麺は程よい太さの丸刃で仕上げたなめらかな油揚げ麺。中に縦型タイプでは少数派の後入れ液体スープが入っている。
湯入れをして3分待つ。フタを再びめくってもトマト感はそれほど強くない。チラチラと見える小さなナスの姿が愛らしい。そこへ後入れ液体スープを投入。どろっとしたトマト中心の野菜ペーストがほとばしり、一気にトマト風味が加速。酸味が強い、この独特の風味は確かに昨年味わった「トマトカレー」のフィーリング。
とはいえこれはカレー。実店舗メニューでもそうだったのだけれど、トマトの存在感が強力で、カレーを期待すると肩透かしを食らう。強烈な酸味と旨味でカレーの風味がかなり消されてしまっているのである。