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抗うつ薬が効かない? その社交不安症に有効な治療方法が世界で初めて臨床試験で実証された

Photo credit: Mary Lock- Goldilock Photography via VisualHunt.com / CC BY-NC-ND

以下の症状に心当たりはないだろうか?

・人前で食事ができない。
・人前で話しをする事が怖い。
・人前でうまく文字が書けない。
・初対面の人と会ったり話したりすることが怖い。

もし、心当たりがあれば、それは「社交性不安症」かもしれない。この「社交性不安症」は、やっかいなことに薬が効かない場合があるのだ。

しかし、このたび、「社交性不安症」に有効な治療法が発表された。

■ 年間1兆円の労働損失を出す社交性不安症

宮崎大学と千葉大学の研究グループは、社交性不安症患者の7~8割と想定されている抗うつ薬が効かない患者に対して、認知行動療法が有効であることを臨床試験で明らかにしたと発表した。

その成果は、5月27日付けのPsychotherapy and Psychosomatics 誌(欧州の医学誌)のオンライン版で速報として掲載された。

ところで、社交性不安症とはどのようなものか。冒頭で紹介した症状が見られるように、人との交流場面で生じる著しい不安や恐怖を感じることが主症状とされている精神疾患だ。


source:http://www.chiba-u.ac.jp/general/publicity/press/files/2016/20160607.pdf

もちろん、普通の人でも大勢の人の前でプレゼンテーションを行ったり、お偉いさんが集まったパーティーなどに参加したりすれば緊張するものだが、社交性不安症の場合は、何気ない日常的な場面でも不安や恐怖を感じてしまうため、日常生活や会社生活に支障を来してしまうのだ。

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