葬儀費用を相続財産から捻出する際の注意事項を弁護士に聞いてみた! (2/2ページ)
もしも、生前にそのような取り決めをせずに、亡くなった後の遺産分割でそのような主張をしても、合意してくれるかどうかはわからないからだ。
■被相続人が遺言書に残すことが最も賢い方法
これまで遺産から葬儀費用を捻出させる際の注意事項について触れてきたが、それ以上に賢いやり方がある。それは被相続人が、葬儀費用についての遺言書を残すことである。飛渡貴之弁護士も同様のことを言及している。
「被相続人が、葬式をどうするかについて、遺言書に残してくれているとうれしいのですが」(飛渡貴之弁護士)
ちなみに今までの話は葬儀費用に限ったことではない。遺産分割や相続税の納税など問題はもっともっと複雑なのである。人はいつ亡くなるかわからない。事が起こってから対処するのと、事前に対策をしておくのとでは、その後の結果は火を見るよりも明らかだろう。