ラオス国内のクルマ事情はどうなのか?日本人がラオスで仕掛ける「中古車オークション」のこれから【後編】 (2/2ページ)
ところで、ラオスでは具体的にどのようなクルマが人気なのでしょうか。
「ラオスの道路事情はまだまだ不十分。首都から30分も車を走らせると舗装されてない道路が数多くあります。そのため、ラオス国内では『トヨタ・ヴィーゴ(ハイラックス)』のような4WDのピックアップトラック型が人気です。街中を走る『ヴィーゴ』の荷台に人が乗っている光景もよく見かけますね」
道が整っていない道路ではセダンのような車種はすぐにパンクしてしまいます。やはり耐久性に優れ、荷物も多く運べるパワフルな車両の方が人々の受けが良いようです。
■ラオスでの地盤を固め、その先を見据える安定したオークション運営を執り行ってきたLAOCAM。ラオスの首都ヴィエンチャンでは、街を歩くと声をかけられることもあるそうです。
「設立から1年が経ち、顧客リストも徐々に増えてきました。またラオス国内では、私が中古車オークションを行っている日本人ということで有名にもなってきました。しかし、オークションがいつ開催されているのか知らない人もいます。そういった点ではまだまだ告知の訴求や認知を高める動きが必要です。この辺りの普及・啓発はこれからの課題ですね」
大橋氏は今後の目標として、ラオス国内での中古車オークションの定期開催を掲げます。
「毎月1回、もしくは2回のオークションを行いながら、ラオス国内で中古車オークションを根付かせていきたいですね。できればプロモーションがなくても自然と人が集まってくる形を作っていきたいと思っています。また、ラオスでの基盤が安定したその先は、ASEAN諸国やスリランカへの進出も視野に入れています。まずは、ラオスのでの地盤固めが第一。このビジネスモデルを足掛かりに他国へと進出していけたらいいですね」
日本から遠く離れた異国の地で高名を上げるLAOCAM、そして大橋氏の今後の活躍に、これからも期待がかかります。