丸めたガムを舌の上に置く!? 歯科医が教える、自分で口臭を予防する方法とは? (3/3ページ)
江上医師 口の中にネバネバ感を覚えたら、水を含んでグジュグジュとうがいをして、ゴクンとのどを洗うように飲み込みましょう。舌はのどの奥までつながっていますから、飲み込むことで、口の中のベタつきと息が出てくるところを洗い流し、口とのどの奥の乾燥を防ぐことができます。
抵抗があると言う人は多いのですが、水を吐き出すと、口の前方しか洗っていないことになります。自分の口の中のものですから、汚いことはありません。
また、つねに水を飲むように心がけましょう。コーヒーや緑茶は利尿作用があってだ液にはなりにくいので食後の一服程度にしておき、だ液を出すためには、水を飲むことが重要です。
さらに、口の中は、異物があると条件反射でだ液が出るようになっています。ガムをかみ、味がしなくなっても5分以上かみ続けてください。その後、丸めたガムを、舌の上や歯と歯ぐきの間に置いておくとだ液が出てきます。
―水やガムが手元にない場合の対処法はありますか。江上医師 舌先で、歯ぐきや歯ぐきの裏側を上下左右になぞって、舌を動かしましょう。すると、だ液腺が刺激されてサラサラのだ液がたまります。それを飲み込むと口臭予防になります。
その後、口を少し開けて数回呼吸をして口の中と外の空気を入れ替えると、においが和らぐでしょう。
■まとめ口臭予防のポイントはサラサラのだ液にあり、いかに分泌量を増やすかが鍵だということです。水でうがいをして飲み込む、ガムをかんで舌の上に置く、舌先を動かす……。ぜひお試しください。
(岩田なつき/ユンブル)
取材協力・監修:江上一郎氏。歯学博士。専門は口腔(こうくう)衛生。歯科・歯科口腔外科・口臭治療の江上歯科院長。 江上歯科:大阪市北区中津3-6-6 http://www.egami.ne.jp/