帝王切開はお金が多くもらえるってホント!? 知らなきゃ損する「出産にまつわるお金の話アレコレ」

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帝王切開はお金が多くもらえるってホント!? 知らなきゃ損する「出産にまつわるお金の話アレコレ」

初めての出産を控えたプレママは早くベビーに会いたい気持ちでいっぱいの毎日! 心配なことも多い初めての出産ですが、厚生労働省の統計では“帝王切開”で出産する方の割合は増加傾向にあり、2014年では出産全体の件数に対し19.7%が帝王切開による出産!だそうです。

事前に予定している“予定帝王切開”の他、やむをえず“緊急帝王切開”となる場合も少なくありません。

今回はファイナンシャルプランナーの筆者が、帝王切開での出産にかかるお金と、申請すればもらえるお金についてお話しましょう。

■出産にはいくらかかるの?

出産にかかるお金は、自然分娩だと全額自己負担ですが、帝王切開手術には健康保険が適用され、“3割が自己負担”になります。

他に医療行為を行った場合も3割負担で、分娩費に上乗せされます。

また、入院期間も自然分娩だと入院期間は4~5日で済みますが、帝王切開だと最低でも1週間~2週間は必要になります。個室などで差額ベッド代がかかる場合、入院費用が高くなることがあります。

平成22年の厚生労働省資料によると、出産費用の平均は47万円程度ですが、帝王切開では手術の費用や入院が長くなる分、病院で支払うお金は自然分娩より10万円から20万円程度は多くかかる場合があると考えておきましょう。

■出産で「お金がもえらえる」って本当?

これからは、申請すればもらえるお金について、見ていきましょう。

自然分娩でも帝王切開でも、加入している“健康保険”から「出産育児一時金」として子ども1人あたり42万円が支給されます。

出産一時金を、直接病院に支払う「直接支払制度」を申請しておけば、実際にかかった費用から42万を差し引いた金額だけ退院時に支払うことになります。

また、出産で病院に支払った費用は“数十万円”と高額になりますので、確定申告すれば「医療費控除」として支払ったお金の一部が還付される場合があります。

出産までの定期検診や検査の費用、出産費用、通院にかかった電車代、バス代、出産のために移動したタクシー代などの領収書は保管しておきましょう。

■「帝王切開」のママがもらえるお金とは?

帝王切開の場合、病院で支払うお金は自然分娩より多くなりますが、もらえるお金が増えるケースもあります。

まず、帝王切開手術は、健康保険が適用されますので、自己負担分の同一月に払った医療費が高額になった場合、一定額以上は負担しなくても良いという、健康保険制度の「高額療養費」が適用されます。

自分で申請しないともらえないので、該当する場合には忘れずに申請しましょう。

「高額療養費」には、同一月に払った医療費の限度額があり、限度額は収入によって異なります。

帝王切開になった場合は、一度確認してみましょう。但し、差額ベッド代や食事代は対象外です。

■帝王切開で「生命保険金」はどのくらい出る?

また、“民間の医療保険”に加入していれば、手術給付金や、入院給付金が出ることがあります。

例えば、手術給付金10万円、入院給付金1日1万円の保険に入っていた方は10日間の入院で、20万円の保険金を受け取ることができます。こちらのお金は、自然分娩の場合は受け取ることができません。

また、赤ちゃんがなかなか出てこない場合、急遽、“吸引分娩”になることもあります。吸引分娩も医療行為になりますので、保険金が出る場合があります。

どんなケースで保険金が出るかは、加入している保険商品で細かく決まっています。「もしかして、保険金が出るのかな?」と思った場合は、遠慮せず、保険会社に問い合わせてみましょう。

いかがでしたか?

帝王切開での出産になることは珍しいことではありませんので、子どもを産む予定のある方は、民間の医療保険に加入しておくと安心です。

ただし、妊娠がわかってからの加入できる時期には制限があります。

妊娠週数が進んでいるけれど、どうしても保険に入りたい方はミニ保険を検討してみましょう。安心して出産に臨めるよう、お金に対しての不安はなるべく取り除いておきたいですね。

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※ Valua Vitaly、Trifonov Igor、Leonardo da / Shutterstock

【著者略歴】

※ 福島佳奈美・・・ 大学卒業後、情報システム会社で金融系SE(システムエンジニア)として勤務し、出産を機に退社。結婚、出産、育児…と目まぐるしく変わる生活の中で、慣れない家計管理に頭を悩ませ、子育て中の2006年にファイナンシャルプランナー(CFP®)資格を取得する。保険、住宅ローン、教育費、老後資金などのお金に関する話を教わる機会はなく、知らなくて困っている人がいるのではないか、と思いFPとして活動することを決意。その後、子育てママ向けセミナー講師、幅広いテーマでの マネーコラム執筆、個人相談などを中心に活動。身近なお金の話を分かりやすく伝えることを得意とする独立系FP。二児の母。

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