臨床内科専門医が教える、自炊で食あたりを予防する10の方法 (3/3ページ)
(9)持ち歩くときには保冷剤を使って低温を保ち、菌やウイルスが繁殖しにくい環境を作る。室温で2時間以上放置せず、できるべく早く食べ切るようにする。
(10)弁当や総菜を開いたときや、口にした際に違和感がある場合は、絶対に食べないで処分する。
最後に正木医師は、治療の現場からこうアドバイスを加えます。
「食中毒を経験した人はみなさん、予想をはるかに超えるおそろしい症状だと証言しています。死亡例もよくニュースになっていますが、他人ごとではありません。細菌やウイルスが体内に入ると壮絶な苦しみを味わうことになります。ぜひ、予防を心がけてください。
そして、細菌やウイルスが原因である食中毒は市販薬では治りません。少しでも体調に異変があれば、すぐに内科を受診してください」
■まとめ手作りの温かい弁当、作り置きメニュー、傷んだ食材など、身近な食べものに食中毒の危険性が潜んでいることがわかりました。「菌をつけない、増やさない、やっつける」を意識して、調理時の加熱や弁当の詰めかたに注意したいものです。
(岩田なつき/ユンブル)
取材協力・監修:正木初美氏。日本臨床内科医会専門医、大阪府内科医会理事、日本内科学会認定医、日本医師会認定スポーツ医、日本医師会認定産業医、正木クリニック院長。 正木クリニック:大阪府大阪市生野区桃谷2-18-9 http://masaki-clinic.net/wp/