お金をかけずに今日からできる! いいことづくめの「パワーナップ」 (2/2ページ)

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できれば浅いノンレム睡眠のうちに、仮眠から目覚めたいのです。これまでの研究から、20分の仮眠では深いノンレム睡眠にならないことが分かっています。

これらのことから、午後3時までにする20分のパワーナップが最適なのです。
眠るのはランチタイムがベストパワーナップは、必ずしも眠気のピークにとらないといけないわけではありません。社会人の方は、昼休みに眠るのが現実的です。

昼ご飯を食べたら、コーヒーやお茶でカフェインをとって目をつぶります。カフェインが働くまでに20~30分ほどかかるので、パワーナップからの目覚めが良くなります。

起きる予定の時刻にアラームをセットしたら、椅子にもたれかかるか、机に突っ伏して眠りましょう。ソファなどで横になると、眠りが深くなりすぎて起きにくくなります。

椅子にもたれかかって眠るときは、首を痛めないようにコの字枕などを使ってください。机に突っ伏して眠るときも、顔にあとがつかないように仮眠用枕を使ったり、よだれが垂れても大丈夫なようにハンカチを口に当てたりしましょう。
パワーナップはどこでもできる2010年にアイシェア社が行った調査によると、ビジネスパーソンのうち88.1%の人が勤務中に仮眠したことがあると答えています。

さらに、職場のどこで眠ったかを聞いたところ、自分のデスクが64.6%ともっとも多く、次いで職場の休憩室(17.9%)、職場の空き部屋(15.4%)、車の中(14.6%)、職場の休憩スペース(13.8%)と続きました。なかには、トイレで眠る強者もいるようです。

職場以外では、公園や喫茶店、電車の中なども仮眠に適した場所です。ただし外で眠るときには、安全に十分気をつけてください。

【筆者情報】
坪田聡: 医師、医学博士。医療法人社団 明寿会 雨晴クリニック副院長。医師として睡眠障害の予防・治療に携わる一方で、睡眠改善に特化したビジネス・コーチとしても活躍中。「快適で健康な生活を送ろう」というコンセプトのもと、医学と行動計画の両面から睡眠の質を向上させるための指導や普及に尽力


photo:Thinkstock / Getty Images

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