夏は“乳児脂漏性湿疹”の悪化に要注意?ママの「正しいスキンケア」で赤ちゃんのお肌を清潔に保つコツ

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夏は“乳児脂漏性湿疹”の悪化に要注意?ママの「正しいスキンケア」で赤ちゃんのお肌を清潔に保つコツ

ジメジメした毎日が続いていますね。

潤いは大事ですが、汗をかいてベタベタした状態はとても不快なものです。それは赤ちゃんでも同じ。

赤ちゃんは大人より体温が1℃程度高く、新陳代謝も盛んなので汗っかき。

オムツを付けていることでムレが発生し、スキントラブルを起こしやすい状態にあります。ママが赤ちゃんのための“正しいスキンケア”を知っておくことはとても重要です。

今日は助産師である筆者が、乳児脂漏性湿疹と赤ちゃんのための“正しいスキンケア”についてお話いたします。

■「乳児脂漏性湿疹」って知ってる?

赤ちゃんの頭やおでこ、まゆ毛などに黄色っぽい“カサブタ”のようなものができることがあります。

それを“脂漏性湿疹”といいます。赤ちゃんは新陳代謝が盛んなことに加えて、ママのホルモンの影響も残っているため、生後3ヵ月くらいまでは特に皮脂の分泌が盛んです。

分泌される毛穴も小さくて詰まりやすいため、そこに汗や汚れがたまることで湿疹が悪化する原因となります。汗をかきやすい夏は要注意ですね!

ケアのポイントは“清潔にしてあげること”です。

■しっかり、やさしく「泡で洗う」ことがポイント!

赤ちゃんの全身をしっかりと“泡”で洗ってあげてください。

顔も目に入らないように“泡”で洗います。頭や顔は、洋服から外に出ている場所であり、ほこりや接触などさまざまな刺激を受けやすい場所でもあります。

また、赤ちゃん特有のプクプクした関節や首周りなどの“くぼみ”の部分は汗がたまりやすいので、特にしっかりと洗ってあげましょう。

洗うときはガーゼなどは使わず、手を使います。泡が汚れを優しく包んで落としてくれますから、ゴシゴシこすらなくても大丈夫です。

固形の石けんを使う時は、泡立てネットなどでしっかり泡を作り、小皿に取っておくと良いですね。

そこから手ですくって使うようにすれば、沐浴時、片手しか使えなくても上手に泡で洗うことができます。

バターのようにこびりついている場所は、ベビーオイルやワセリンなどでふやかしてから、優しく拭き取った後に洗ってあげてください。

■洗ったあとは「しっかり落とす」ことが大事

いくら“弱酸性”の優しい石けんとは言っても、赤ちゃんのお肌に残れば異物として刺激になります。

特に、片手で支えておこなう沐浴は、赤ちゃんが泣いたり動いたりするので苦手と思われるママもたくさんいるでしょう。

ガーゼを使い、浸かっているお湯で流して、最後に“かけ湯”で済ませているママも多いのではないでしょうか? それでは、石けんの成分がお肌に残ってしまいやすいので注意が必要です。

お湯の中で全部済ませるのが苦手なママは、ベビーバスの外で洗うという方法もあります。バスタオルの上で洋服を脱がせたときに、さっと身体を濡らしてそのまま洗ってあげましょう。

洗い終えたら脱いだ洋服で泡をさっと拭き取り、その後しっかり洗い流します。お肌に残った石けん成分を落とすには、シャワーを使って洗い流すのが1番です。

くびれの部分は、きちんとママの指を使って確認しながら、ヌルヌルが残らないように流してあげましょう。シャワーの勢いがあまり強すぎると赤ちゃんがビックリしてしまうので、そこは調整してあげてくださいね。

■最後はきちんと「保湿」をしてあげて

「赤ちゃんの肌には何も塗らないように……」と聞いているママも多いと思います。でも、赤ちゃんのお肌に合うものであれば、しっかり塗って“保湿”をしてあげることが肌のバリア機能を守るための最も重要なポイントとなります。

夏などベタベタが気になるときは、さっぱりしたジェルタイプのものを使うなど、工夫してあげれば大丈夫です。

また汗をかきやすい季節は、1回沐浴をした後もまたベタベタしてしまうこともありますよね。

そんな時は、沐浴剤などを使ってさっと汗だけ流してあげても良いでしょう。

“脂漏性湿疹”は赤ちゃんのお肌のバリア機能が整ってくるにつれて、段々良くなります。

湿疹ができると、「もしかしたらアトピーかも?」と不安になることもありますが、まだ小さいうちはその見分け方も難しいものです。心配し過ぎず、ケアしてあげてください。

また、赤ちゃんの時期から、既に“快・不快”の感情は育っています。

おむつ替えも同じですが、「さっぱりしてキモチいいね」とたくさん話しかけながらケアしてあげてください。

清潔に対する感情や行動をしっかりと育てることができますよ。

【画像】

※ Photobac、Oksana Kuzmina、Kacenki / Shutterstock

【著者略歴】

※ 城所眞紀子・・・社団法人 Newborn Family サポート協会代表理事/母子の心身の健康に関わる専門職でチームを組み、現在は主に産前産後の自宅訪問によるサポート活動をおこなっている。助産師・2児の母。

HP:http://familiko.jp

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