【生きた女が一番コワい】憎悪まみれの「ホラー女」ムービー祭り!

ANGIE



夏といえば、ホラー映画がお約束。ですが、アラサー女子が一番怖いのは、幽霊や怪奇現象なんかではなく、嫉妬や憎悪にまみれた女のドロドロした本性。

ただのホラー映画よりも数倍恐ろしい、“女の怖さ”が凝縮された暑い夏にピッタリの映画を厳選してみました。


女子特有の陰湿なイジメが、恐怖のクライマックスを呼び起こす「キャリー」


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1976年に公開された、ホラー作家スティーブン・キング原作の「キャリー(原題:Carrie)」。内気で気が弱く、冴えない容姿の女子高生キャリーは、クラスメイトの女子にからかわれ、いつもイジメの標的にされています。

思春期の女子たちの悪質な意地悪さにも女の怖さを感じますが、それよりもゾッとするのが、キャリーの母親。夫に捨てられた後、シングルマザーとしてキャリーを育てる母マーガレットは、娘がオトナになることを許さず、自分の世界に閉じ込めて支配し続ける毒母です。

キャリーが初潮を迎えた際も、「汚らわしいもの」として性的なものを徹底的に排除する狂信ぶり。また、ラストのプラムパーティーのシーンは、一度観たら忘れられないほど衝撃的……。


女同士の化かし合い、エロティックな「ワイルドシングス」

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二人の女子高生と人気高校教師が繰り出す駆け引きを描いた「ワイルドシングス(原題:Wild Things)」は、女の本性は醜いと感じるエロティックサスペンス映画です。

レイプ事件の被害者をしれっとした顔で演じるセレブ女子高生のケリーに、巧みな罠で獲物を一人一人追いつめていく静かな女子高生スー。

彼女たちが巻き起こす事件に、絡み合う嘘と嘘。作中で起こるどんでん返しに、きっとあなたも騙され、女の本性に背筋が凍りつくこと間違いなしです。

劇中の人気高校教師とのスリーサムシーンがエロく、余計に怖さを引き立てています。




女の狂気に支配される恐怖を描いた「ミザリー」

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「キャリー」同様、作家スティーブン・キング原作の「ミザリー(原題:Misery)」は、ある小説家の大ファンである女性の、ファン熱が次第に狂気に変わっていく様子を描いたサスペンス映画です。

主人公である人気作家ポールの悪夢は、事故で重傷を追った自分を、彼のファン一号と称する中年女性アニーが看病するところから始まります。

最初のうちは天使のように看病するアニーですが、しだいに彼女の狂気が顔を出し始め、監禁・拘束へと変わっていく様子は、まさに恐怖の一言。思い込みの激しい女ほど、怖いものはありません。


欲しいものは手に入れる!女の嫉妬と執念を描いた「イヴの総て」

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1950年代の「イヴの総て(原題:All about Eve)」は、欲しいものを手に入れるために、他人を踏み台にしてのし上がっていく女の執念深さと強かさを描いた映画です。

何が何でも女優になりたい田舎娘のイヴが、舞台女優として活躍するマーゴの家に住みこみの家政婦として入りこみ、あの手この手を使って芸能界のトップに上りつめていきます。その姿は、観ていて思わず寒気がするほど。欲の強い女は何をしでかすか分からない怖さがありますよね。



感情的な生き物である女は、行き過ぎると「恐怖」そのものになりがち。今年の夏は、そんな狂気じみた女の怖さに触れてクールダウンしてみてはどうでしょう。
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