歌謡(うた)のマドンナ 桜井くみ子 香西かおりを先輩に持つ実力派は不思議キャラ!? 「いつもノラ猫と会話しています」 (2/3ページ)

週刊実話

すると“おー、分かったー”って返事してくれますよ」

 −−いたって真面目に「会話できますけど、何か?」という表情で語るので面食らってしまうが、本当に猫好きな人は気持ちが分かるものらしい。
 「話しかけてもサッと振り向くだけの人見知りなコもいれば、ちゃんと鳴き声で返事するコもいるし、尻尾だけで反応してくれるコもいるし、それぞれですね。猫もきっと人間の言葉が分かってると思いますよ」

 −−デビューから丸9年、女性の儚い気持ちを歌う表現力にも磨きがかかる。その成長の陰には、事務所の先輩である香西かおりの存在があったという。
 「香西さんのコンサートで、途中にお着替えされている間に、私がゲストで歌わせていただくことがよくあります。ご自分の準備で精一杯のはずなのに、私がステージでどう歌っているかちゃんと聴いていて、感想を言ってくださるんです」

 −−2人とも大阪出身。大阪在住の香西から食事に誘われることも多いとか。
 「ずっと笑いながら楽しい話をしてくださって、真面目な話はほとんどしませんね(笑)。私から何か相談するようなこともないんですけど、私が悩んでいることや、壁にぶつかっていることも全部見抜いていて、アドバイスをくださるんです。一度、通られてきた道なので分かるんでしょうね。いつも目を離さず見守ってくれて、困った時にはさりげなくスッと手を差し伸べてくださる。そんな素晴らしい方が先輩で本当によかったなと思います」

 −−叶わぬ恋心や激しい情念を歌うのが演歌の世界。より多くの人に届くよう、歌う際には自分なりにメッセージを込めているという。
 「演歌の歌詞の内容って、現実にはなかなかないことが多いですよね。例えば私の『海宿』という曲も、失恋して1人で旅をして、宿から海を眺めて…というものですけど、私もそんな経験はありません(笑)。とくに、私と同世代の人たちの耳にスッと入るのは難しい世界だと思います。でも、そういった失恋ソングでも、私は応援歌だと思って歌うようにしてるんです。悲しくて寂しくて…というだけでなく、“今はしんどくても頑張ろう!”と、悩んでいる人たちの背中を押してあげられるような歌い方を心掛けています」

 −−同世代のリスナーも意識して、ビジュアル面でも工夫を重ねている。

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