でんぱ組に批判殺到! 「観劇コスプレ」はマナー違反なのか? (1/3ページ)
でんぱ組.incのメンバー、相沢梨紗、夢眠ねむ、成瀬瑛美が舞台ファンやアイドルファンからの批判を呼んだことは記憶に新しい。でんぱ組の3人が、知らずに“ヤラカシ”てしまった観劇マナーとは? 「オタク」ならではの、願望や嫉妬心が関係している?
先月、男性アイドルを育成するスマホゲームの舞台版『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』を観劇したでんぱ組の相沢、夢眠、成瀬。3人は同ゲームの大ファンで、舞台当日には登場キャラクターを真似たコスプレ姿で来場したという。これが批判の火種となった。
コスプレと言っても、頭に大きな飾り物を着けるなど、後方からの視界を妨げるものではなかった。舞台の公式サイトでも、私語、大声、飲食、携帯電話など、周りに迷惑をかけるような通常のマナー違反に関しては注意を促しているものの、コスプレを禁止してはいない。コスプレ自体は、迷惑にはならないからだ。では、なにが問題となったのか?
アニメやゲームなどを実写化した“2.5次元モノ”の舞台では、注意書きに書かれてはいなくても、観客サイドの暗黙のルールとして、コスプレをNGとする風潮がある。着替えのためにトイレが専有されかねないことも、ひとつの理由だ。ならば、着替えてから来場すれば問題ないのかというと、そうでもないらしい。
端的に言ってしまえば、「配慮」の問題だ。ひとつは、演者への配慮。結婚式や披露宴で、純白のドレスがマナー違反となることを考えれば分かりやすいだろう。そしてもうひとつは、周囲の観客への配慮だ。こちらが、少々難しい。
2.5次元モノの舞台の客席には、「オタク」が多いことも関係しているだろう。おそらく、作品そのものだけを鑑賞しに来ている人は、「周囲への配慮」としてのコスプレNGを、今ひとつ理解できないはずだ。なにひとつ迷惑を被らないし、さほどの不快を感じないからだ。それどころか、「熱心なファンだ」と感心するかもしれない。
しかし、作品はもちろん、演者に強い興味・執着を持って会場へやってくる観客も2.5次元モノには多い。いわゆるオタク層、もしくはオタク気質のある彼ら彼女らは、演者に好意を持つあまり、演者からも好意を持って欲しいという願望を抱きがちである。