これで将来は安心!65歳以上でも無理なく働ける6つの人気職業
- タグ:
-
職業
ふと「老後はどうなるんだろう」と心配になること、ありますよね。
会社員である以上、定年はいつか訪れます。そのころには若いときのようには働けないかもしれません。
しかし、悲観することなかれ。若いころに培った知識や経験を活かしながら、定年後も安心して働ける職業はあるのです。
アメリカの投資情報サイト『Insvestopedia』が、65歳以上でも無理なく働くことができる人気の職業を紹介しているので見てみましょう。
■1:経理・簿記(時給1,795円)
近年、経理や簿記の担当者は、経理ソフトやデータベース、スプレッドシートを使って収支報告書などを作成するなど、コンピューターで情報管理をしています。
そのため、労働統計局によると、4分の1はパートタイムでの就業でまかなえており、時給はだいたい17.5ドル(1,795円)前後です。
■2:非常勤講師(月給277,200円)
アメリカの非営利大学などで教鞭をふるう教員の75%は、終身雇用ではない契約となっています。そのポジションには、必ずしも博士号は必要ありません。
そのぶん賃金はさほど高くはなく、学術要員専門の団体の調査によると、パートタイムのコースに対して月給2,700ドル(277,200円)程度です。
定年後にこのようなかたちで教員になる人の満足度は高く、一度コースをひととおり完了すれば以降は準備に時間をかける必要がないことも人気の理由となっています。
■3:イベントコーディネーター・プランナー(時給2,295円)
イベントコーディネーターやプランナーとしての経験がなくとも、誕生日会やウェディング、周年パーティーなど、すでに世の中には模範となるようなイベントが数多く行われてきています。
そのようなイベントに出席したり、企画したりした経験のある方は少なくないはず。それを活かせばいいのです。
労働統計局によると、この業種は2024年までに10%は伸びることが見込まれており、平均時給は22.35ドル(2,295円)と比較的高額です。
■4:プロジェクト契約のコンサルタント(時給5,134~10,269円)
企業の多くは、フルタイムでのコンサルタントを雇うよりも、プロジェクト単位でのコンサルティングを求める傾向にあります。
経験と知識を活かすことができれば、時給50ドル(5,134円)から100ドル(10,269円)稼ぐことも夢ではありません。とくに新規事業をはじめる企業は、経験者のアドバイスにお金を払います。
■5:小売業(時給1,070円)
労働統計局の最新データである2014年の調査によると、小売業の仕事は実に490万にものぼります。アパレルや自動車関連、園芸関連、スポーツ用品、書店、レコードショップなど、扱う商品はさまざまです。
引き続き労働統計局によると、3分の1の小売業に携わる人はパートタイムで働いており、時給は10.42ドル(1,070円)程度。この職業でお得な点は、店員割引を受けられることです。
■6:教員アシスタント(年収251万4,000円)
教員アシスタントは、教員資格を持つ教員の指示のもと、学生に特別なケアをしたり、指導したりする立場にあります。
幼稚園、小学校から高校までのクラス全体を受け持つ場合や、少人数のグループ単位、個人単位など、担当はさまざまです。
労働統計局によると、この業種の伸び率は2024年まで6%見込まれており、平均年収は24,430ドル(251万4,000円)になります。パートタイムでの就業は5人に2人の割合で、夏休みなどの長期休暇が取れる点が人気となっています。
*
老いは誰にでも訪れます。しかし、定年後も新しいことにチャレンジし、安心して毎日を生きていきたいものですよね。
いざというときのための蓄えはもちろん必要ですが、定年後の第二のキャリアを目指すのも悪くありません。一度切りの人生、充実させて過ごせるよう、定年後の仕事を今から考えておくのもひとつです。
(文/hazuki)
【参考】