広島カープ 新井&黒田「W名球会」で25年ぶり優勝じゃぁ~!(1)新井貴浩がチームにもたらしたもの (2/2ページ)
(中略)具体的に言えば、ボールがいちばんよく飛ぶタイミングからボール半個分くらい捕手に近いところでボールを捉えている〉(「主砲論」より)
迫氏はさらに言う。
「新井の若い頃の哲学は、『空に向かって打つ』『バットを振り抜く』だった。それが阪神の7年間で完全に考え方が変わりました。カープに戻った時、体の中の新たなネジが巻かれた。打たないかぎり、ファンは誰も復帰を認めてくれない。ファンに認められたい一心で、打席に立っているのです。絶対に三振しない、という執念。それを他の野手も見ています。そして『野球とはこうやるものだ』と感じている。『優勝する』という言葉もそう。今まで選手たちは半ばかけ声的に『優勝する』と言っていました。ところが新井は本気で言っている。それが伝播し、今年の選手たちは皆、新井のように本気で『優勝する』と口にしています」