アイスクリームで「核ミサイル」費用を稼ぐ金正恩氏 (2/2ページ)

デイリーNKジャパン

実は、国際社会の経済制裁により、資金難に苦しんでいる北朝鮮当局が、打開策として目をつけたようだ。販売人は駅前、市場、交差点などにバッテリーに繋いだ冷凍庫を置いて、エスキモーを売っている。

昨年までは平壌市内にしか出荷していなかったが、今年からは平壌の貿易会社と、平壌郊外の物流拠点、平城(ピョンソン)のドンジュが手を組んで、地方にも出荷するようになった。平城のドンジュは、平壌の貿易会社から卸してもらったエスキモーをトラックに積み、各地方のドンジュに出荷するという形だ。

平壌の食品会社が、地方のマーケットに殴り込みをかけたのは、「忠誠の資金」つまり金正恩氏への上納金を確保するためだ。北朝鮮当局は、各地にドンジュ向けのレストランや店、レジャー施設を次々と建設している。消費を煽ることで、ドンジュの懐にある外貨を引き出す目的だ。それだけでは充分ではなかったのか、今度は庶民の懐を狙いを定めたようだ。

それにしても、1本1000北朝鮮ウォン(約13円)のエスキモーを売って、統治資金を確保するとは、随分悠長な話だ。そもそも、外貨不足であたふたする前に、金正恩党委員長をはじめとする、指導層の分不相応な贅沢行為を改めるべきだろう。

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