暗くて気がめいる「みんなのうた」の楽曲 Top5!社会人に聞いてみた

学生の窓口


NHKの番組『みんなのうた』は1961年から放送されている長寿番組です。同番組内では、さまざまな楽曲が映像付きで放送されます。子どものころにこの番組を見ていたという人は多いでしょう。放送される楽曲の中には、視聴している子どもたちを暗い気持ちにしたり、悲しい気持ちにしたりするものもあるようです。そこで今回は社会人のみなさんに「みんなのうたの楽曲の中で、聞くと気がめいるものを教えてもらいました。


■気がめいる「みんなのうた」の楽曲 Top5

第1位 『メトロポリタン美術館』……21人(17.6%)
第2位 『赤い帽子』……8人(6.7%)
第3位 『恐怖の昼休み』……8人(6.7%)
第4位 『勇気一つを友にして』……7人(5.9%)
第5位 『ドナドナ』……5人(4.2%)

1位は『メトロポリタン美術館』でした。子ども心に同曲のアニメーションを怖いと思った人が多いそうです。2位は『赤い帽子』。木の上に帽子が飛ばされるという歌詞です。なんだかタイトルからもう怖い! 第3位は『恐怖の昼休み』です。給食の食べ残しについて歌った曲ですが、こちらも「映像」が怖いと思われているようです。4位は『勇気一つを友にして』。ギリシャ神話のイカロスの話を題材にとった楽曲です。歌詞もそうですがメロディーが物悲しいんですよね。5位は『ドナドナ』。原曲は『Dana Dana(ダナダナ)』というイディッシュ語の歌なのだそうです。市場に売られていく子牛の歌ですから、これは気がめいらないわけがありません。回答者の意見をご紹介します。

●『メトロポリタン美術館』は気がめいる!

・最後絵になってしまう衝撃。昔から怖かった(女性/30歳/電力・ガス・石油/その他)
・メロディーが気味悪いから(女性/32歳/情報・IT/事務系専門職)

●『赤い帽子』は気がめいる!

・メロディーが暗い(女性/31歳/金融・証券/事務系専門職)
・赤い帽子をかぶった女の子が誘拐される絵が思い浮かんで暗くなる(女性/25歳/アパレル・繊維/事務系専門職)

●『恐怖の昼休み』は気がめいる!

・机が人を食べてくる映像が怖い(女性/23歳/情報・IT/技術職)
・暗い気持ちになる(女性/33歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)

●『勇気一つを友にして』は気がめいる!

・イカロスが落ちていく映像がすごく怖くて、当時見ていて泣きそうになりました(女性/34歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・歌詞の内容もそうだが、曲調がとにかく暗いから聞いていて気がめいる(男性/35歳/情報・IT/技術職)

●『ドナドナ』は気がめいる!

・連れていかれる牛がかわいそう(女性/31歳/医療・福祉/事務系専門職)
・だって売られていく話だから(女性/31歳/金融・証券/営業職)

他には下のような曲が「気がめいる楽曲」として挙げられました。

●『クラリネットこわしちゃった』
全部の音が出てないじゃん!! 貧乏なのかな……と暗くなる(男性/34歳/情報・IT/技術職)

そうなんですよね。高い方の「ド」しか出ないじゃん!とか思いますよね。

●『ちいさい秋みつけた』
歌詞自体は暗いというものではないが、メロディー的にどことなく沈んだ気分になる(男性/30歳/機械・精密機器/技術職)

歌われている情景も決して明るいものじゃないですから。

●『コンピューターおばあちゃん』
おばあちゃんが怖い(男性/33歳/学校・教育関連/専門職)

確かにあんなおばあちゃんがいたら怖いですけれども。

●『展覧会で逢った女の子』
なんだかぐにゃぐにゃして気持ち悪い(男性/23歳/情報・IT/技術職)

シャガール、ピカソ、ルノワールをディスってるんじゃないですよね(笑)。

●『まっくら森の歌』
ずっと不気味なトーンで怖くなるから(男性/27歳/情報・IT/技術職)

作詞・作曲は谷山浩子さんです(作詞の原案:本橋靖昭)。谷山さんらしい曲ですよね。

いかがだったでしょうか。「みんなのうた」は子どもが視聴することが多いので、メロディーもそうですが、その映像がトラウマになってしまうこともありそうですよね。「みんなのうた」で気がめいる楽曲といえば、あなたならどんなものを挙げますか?

(高橋モータース@dcp)

マイナビ学生の窓口調べ。
調査期間:2015年7月
調査人数:社会人男女380人

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