“手づかみ食べ”でついイライラ!「厳しく叱らない方がイイしつけ、叱りたいしつけ」の違いって? (2/3ページ)
それぞれの文化なのです。
ですから、これらを教える時、声を荒げて叱ってはなりません。次のように言いましょう
「食事する時は手ではなくスプーンを使おうね」
「3歳になったからそろそろスプーン、フォークは卒業してお箸を使ってみようか?」
■厳しく叱らなくてはならない時って?
その土地の文化ではなく、いかなる時でも“人間としてやってはいけない態度”があります。
例えば友達を突き飛ばしたり傷つけたり、友達の身体の特徴をネタにして「キモい!」だとか「臭い!」と言うなどです。こんな時はやっていいこと悪いことをしっかりと教えましょう。
赤ちゃんが生まれた時、教えなくても胸に近づけると乳首を吸いますよね。人間はおっぱいの飲み方は本能として知って生まれてきます。けれども“手づかみで食べない”“友達を噛まない”などは教えなくてはわかりません。
文化を教えることと人としての善悪を教えることは言い方を変えなくてはなりません。
手づかみでご飯を食べた時と友達を傷つけたときの叱り方には違いを持たせましょう。
■特定の空間だけのルール
小学校では“授業中席を立ってはいけないというルール”があります。
授業中、先生がチョークを落としました。ある子どもが親切に席を立って拾いに行きました。すると「授業中席を立ってはいけません!」と雷を落とした担任がいました。対応が間違っていますよね。
これは授業中の特別ルール、休み時間にそれをしたら褒められる行為です。ですから先生はこう言えば良かったのです。「ありがとう。でもね、授業中は先生が拾うからね」
いかがでしたか。
今日ご紹介したようにしつけには大きく2種類あります。ですから使い分けが必要になります。“しつけ”と称して何でもビシッと叱るのは止めましょうね。