就活の面接を突破する対策4選! 事前準備に欠かせないポイントとは

就活スタイル

就活における最大の関門となるのが面接です。TPOを守った身だしなみやビジネスマナーを守ることはもちろん大切ですが、面接で自分の魅力をいかにアピールかどうかが、内定へのカギとなります。しかし、面接で自分の長所や能力を十分に発揮できないまま就活を終えてしまう方がいるのも事実です。しかし面接を突破する4つのポイントを押さえるだけで、ぐっと内定に近づくことができます。

そこで今回は、就活の面接を突破するための対策を4つ後紹介します。

■売りこみ・アピールポイントをまとめる

まず、なぜ面接で自己PRの場が設けられているか考えて下さい。相手の長所や能力を知りたいということはもちろんですが、実は、面接でプレゼンテーション能力を確かめたいという目的があります。ビジネスでは営業電話のように短時間で商品や企画を売り込まなければならない瞬間が多くあります。したがって、簡潔に魅力を伝えられる能力が求められているのです。

自己PRで設けられる時間はおよそ60秒から90秒、この短い時間を最大限に使って、如何に上手く長所をアピールできるかが勝負のカギとなってきます。そのためには、アピールポイントをまとめておく必要があります。まずは、今までの基本的な経歴やプロフィール、打ち込んだ活動について整理をしましょう。例えば「協調性がある」という長所をひとつ取っても、アピールの根拠や経験を学生生活のシーンから引用するだけで説得力は大幅にアップします。また、就活生の長所を一言で説明できるキャッチコピーを作るのも効果的です。自己アピールの冒頭に「私は人と人とを結び付けられる人間です」といった簡潔な一言を用意すれば、面接官の興味を誘う充分なきっかけになります。

就活の面接は短い制限時間内だからこそ、あなたの魅力が凝縮された簡潔な自己PRにしましょう。

■アピールポイントの裏付けはエピソードで

一方で、長所は言葉にするだけでは面接官の心には響きません。また、結果や成果だけを報告しても相手には伝わりにくいものです。

そのため、長所をアピールする時にはその力が発揮された具体的なエピソードで語り、長所を裏付けする必要があります。例えば「責任感がある」という長所をアピールしたいなら、学生時代のゼミ・サークルといった活動を通し、その能力が発揮された具体的な出来事や担った役割などエピソードを交えて語りましょう。「何に取り組み」「何を考え」「何を行い」「何を得たか」という順序で伝えることも大切です。そして次に重要なのが、その長所が志望する企業でどのように役立つのかをしっかりアピールすることです。自己PRによって学生時代での出来事と企業での活躍を結びつけることで、面接官はあなたの能力を理解し、会社でどう働いてくれるかイメージを持つことができます。

さらに、ワンランク上の自己PRを目指すなら、エピソードの中にフックを用意することも有効です。例えば「ゼミ長を引き受けたことから、アメリカにクレジットカードの申請をすることなりました」など、面接官が思わず聞き返したくなってしまうような意外な内容を加えると、より記憶に残る就活生となることができます。

■志望企業の特徴・業績・業界での立ち位置を把握する

面接を成功させるためには自己PRだけでなく、志望企業についての詳細な知識を得ておくことも必要です。

面接官は必ずと言っていいほど、企業への志望動機を尋ねてきます。この質問は就活生の入社意欲を測るだけではなく、企業への関心を確認するためのものなのです。志望企業ですからある程度の情報は入手している人が多いものですが、志望企業の特徴や業績、業界での立ち位置など、一歩踏み込んだ情報を把握することを心掛けましょう。また、志望動機を尋ねられたとき、業界の動向をしっかりと踏まえた上で企業の方針で働きたいという考えを答えることは、入社意欲に真実味を持たせることができます。

その他にも、面接官は志望動機を通して就活生の人柄もチェックしています。例えば「安定した会社で働きたい」と「新人でも活躍できることに魅力を感じた」では、面接官に与える印象は異なります。面接官は企業の仕事観とマッチする人柄を確かめているため、会社の特徴を理由に入社を考えている場合、惹かれる理由を答えるだけではなく、何故その点に魅力を感じているのかをしっかり説明することが大切です。

■自分のビジョンと志望企業の共通点を見出す

なぜ、その企業を選んだのかという志望動機について磨きをかけることも、就活を成功させるためにか欠かせないことの1つです。

就活をするなかで、誰もが活躍したい場所や立場、注目している市場や業界といったビジョンを抱えていることでしょう。その意欲を、志望動機の肉付けに生かすことが大切です。企業の長所や方針を把握し企業の魅力に惹かれた理由を答えるのはもちろんですが、将来のビジョンを交えて語ることで、より説得力をもって伝えることができます。例えば「アメリカの市場に興味があり、御社はどの企業よりも国外に注力しているため、ここしかないと思いました」という論理構成で語ることで、入社意欲を明確にできるだけでなく、その企業を選んだ理由の説明にもなり、より説得力が増します。

また企業で働く未来への具体的なビジョンを持ち、伝えることも効果的です。「どういう目標を持ち」、「どんな部署で働き」、「どんな業務に携わりたいのか」という、入社後の考えを言葉にすることで、仕事に対する積極性をアピールすることができます。

大切なのは企業がどのような人材を求めているのかを考えた上で、自己PRや志望動機を通してどのような活躍ができるのかを伝えることです。

就活の面接を突破するための対策はいかがでしたか?就活の面接を成功させるためには、何よりも事前準備を万全に行うことが大切です。事前準備がしっかりできていれば、きっと自信をもって面接に挑めるはず。本番は、自分の魅力を十分に発揮するためにも、堂々と自身を持って面接に望みましょう。

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