「マインドフルネスは人間の知性を高めるツール。ビジネス以外にも夫婦・家族関係にも活かせる」脳科学者中野信子氏インタビューコンテンツリリース (2/6ページ)

バリュープレス




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――――内側前頭前野を鍛えて、メタ認知を促す方法として「瞑想」が有効なのですね。

もっと重要なことは、この内側前頭前野は「知性・知能を決める」領域でもあります。知性とは、「記憶力がよい」「計算が早い」ということではありません。
「自分のことを客観的に見つめる能力」こそが、まさしく人間の知性といえます。自分のことを客観的に見つめる能力は、他者のことを思いやる能力と比例します。
人間の知性とは、集団の中で上手く生き延び、社会の中で上手くやっていくために備わっています。記憶や計算は機械でもできますが、機械が「他者を思いやる」のは、まだまだむずかしいですからね。社会で生き抜くためにも、記憶力よりこの能力を鍛えた方が実践的です。

日々の瞑想は5分程度と短くても構いません。ちょっとずつの積み重ねが大きな差になると思います。

――――本書ではいくつか瞑想法が紹介されていますが、何かおすすめのものはありますか?

山になりきるという山の瞑想は、とてもクリエイティブで前頭葉を豊かにする感じがしますね。この「山」というのは1つの例だと思います。山の瞑想をお手本にして自分のなりたいものになりきってみたり、ありえないシーンを再現してみたり…オリジナルの瞑想を編み出しても面白いかもしれません。例えば、ジメッとした日陰植物になってみるとか、アンパンマンになりきってみるとか(笑)。
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