「マインドフルネスは人間の知性を高めるツール。ビジネス以外にも夫婦・家族関係にも活かせる」脳科学者中野信子氏インタビューコンテンツリリース (4/6ページ)

バリュープレス




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マインドフルネスはビジネスだけでなく
夫婦・恋人・家族の間でこそ活用したい

――――――今、マインドフルネスは企業でも取り入れられています。本書でも職場での人間関係や、会議、交渉のシーンでマインドフルな考え方の活用法が解説されていますが、その他の場面での活用法はありますか?

自分を客観視したり、「今この瞬間を大切にする」というマインドフルネスの実践は、本当は家庭生活でこそ生かすべきだと思います。

特に夫婦が「ありのままの状態でお互い過ごせる」という間柄を築くのは、とても難しいですよね。近年は離婚率も高く、上手く関係を継続している夫婦のロールモデルを知らないまま結婚し、悩んでいる人も多いのではないかと思います。
ありのままの自分でいつつも、自分の感情を客観視することで「関係が崩壊しない気持ちの伝え方」ができる、と知って欲しいです。
例えば、旦那さんの帰りが遅くて「なんでこんなに遅かったの!?」とエモーショナルになって問い詰めてしまうのではなく、一旦自分の感情を客観視して「あぁ、自分はとても不安だったんだ」とか「悲しい気持ちになってるな」と自ら分析して原因を分かったうえで、自分の気持ちを上手に相手に伝えることが大切です。
自分のことをよく分かっていない人が、他人を理解できるなんてことはありえません。そう考えると、マインドフルネスは、大切な人を愛していくためのトレーニングともいえますよね。
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