「ご覧になられた」はNG! ついやってしまう敬語ミス、気をつけたいポイント3選 (2/2ページ)

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二重敬語の中でも、定着しているから慣用的にOKというものがあるのです。たとえば、以下のような場合です。

◯お召し上がりになった。

「召し上がる」は「食べる」の尊敬表現で、それに「お◯◯になる」という尊敬表現をかぶせています。ですが、この場合は二重敬語で誤用とはされないようです。

◯お伺いします。

これも「伺う」という謙譲語に、「お○○する」という尊敬表現をかぶせています。でも、やはり二重敬語ではないとされるようです。二重敬語はたいてい駄目なのですが、このような表現は許容されるのです。やはり敬語は難しいですね。

■電話の話し言葉に気を付けて!

取引先と電話で話している場合につい出てしまう表現の中にも、正確には「誤用」となるものがあります。

☓もしもし、株式会社◯◯◯でございます。
◯はい、株式会社◯◯◯でございます。

これは敬語ではありませんが、電話番を任された新入社員にありがちな失敗なので取り上げます。「もしもし」は相手に対する呼び掛けの言葉です。かかってきた電話で相手のいることが分かっているのですから、「もしもし」と電話に出るのはおかしいですね。

☓山田課長は離席しております。
◯山田は離席しております。

「課長」「部長」などの肩書はそれ自体に「尊敬表現」が入っているとされます。ですから、外からかかってきた電話に対して、身内の人間に肩書を付けて話してはいけません。「山田は……」という話し方をしましょう。

いかがだったでしょうか。頭で理解していても実際に身に付いていなければ役に立たないので、実際の会話のなかで正しい敬語を使っていくことが大事です。

(高橋モータース@dcp)

※7月11日(月)一部記事を修正いたしました。

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