インバウンド消費で注目を集める温泉街に学ぶ、ネットを駆使した集客法 (2/2ページ)

新刊JP

■温泉全体で英語にフォーカスして成功 城崎温泉の戦略

 
もう1つは、温泉全体の外国人旅行者の集客成功事例。兵庫県の北部にある城崎温泉だ。近畿でも有数の温泉地だが、少子化と景気の影響で来客数は減少傾向にあった。そこで最初に取り組んだのは、多言語サイトの製作と英語研修といった基本的なことだったそうだ。

そのポイントは、やはり多言語サイトを開設し、その上で注力する言語を英語に絞り込む、ネットFIT(個人の旅行者)にターゲットを絞り込むなどをしたこと。その結果、城崎温泉を訪問した欧米人による口コミが英語を話せるアジア圏の若者層を中心としたネットFITにも普及し、最近では香港、台湾、中国などのアジア圏からの来訪が顕著になった。

外国人に対する接客も大切だが、まずは集客すること。いくら外国人旅行者が増えているといっても、待っているだけではお客は増えない。常に海外事情やネット活用の探求をすることを怠ってはいけない。好調の訪日外国人旅行者市場だが、今後、景気悪化や円高、天災など、逆境になる可能性もある。そんな時でも変わらぬ集客力を今のうちから付けておくことが重要だ。

(新刊JP編集部)

「インバウンド消費で注目を集める温泉街に学ぶ、ネットを駆使した集客法」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る