なんと週4日で年収600万円!弁護士ぐらい割のいい仕事とは? (2/3ページ)

Suzie(スージー)

1日に鑑別する雛の数はおよそ8,000~1万羽で、しかもミスが許されるのは1万羽に10羽まで。なんと99.8%もの精度が求められるのです。

しかも、約2,000種類ある判別パターンもひとつひとつ覚えなければならないため、途中で挫折する人も少なくありません。

資格取得を目指して養成所に入ってもやめていく人が多く、仕事に関するサイト『日本の人事部』によると、実際に資格取得までたどり着く人は「入所者のわずか半数ほど」。

プロの初生雛鑑別師として活躍するためには、数々の困難を乗り越えなければならないのですね。

■時給5000円で非常に割がいい

同じく『日本の人事部』を見ると、一般的な目安としては「1羽あたり4~5円程度」で、いわゆる「完全歩合制」となっています。

1時間につき1,000羽鑑別するので、時給換算すると4,000~5,000円。

ビジネスサイト『R25』によれば、卵の孵化の状況によって労働日数や時間は変動するものの、1日8時間、週4日までというのが基本のようです。

年収にするとおよそ500~600万円。決して高給取りとはいえないものの、これは雇われ弁護士とほぼ同じ水準。週4日労働でこれだけの報酬がもらえるのなら、なかなか割のいい仕事なのではないでしょうか。

また、現在では国内での活躍の場が減っていき、海外へ進出する鑑別師も増えているといいます。

畜産技術協会では海外への鑑別師のあっせんもおこなっていて、同協会のホームページによると約70名の初生雛鑑別師がアメリカ・ヨーロッパなどで活躍しているのだとか。

ということは、がんばって資格を勝ち取れれば、海外移住のチャンスも巡ってくるわけですね。

実は古い歴史のある初生雛鑑別師の資格ですが、その存在を知らなかった方もきっと多いはず。

これを機に、卵や鶏肉を食べるとき、また動物園でひよこやにわとりの姿を見たときなどに、鑑別師の方々の仕事や苦労に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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