天才テリー伊藤対談「冠 二郎」(2)結婚までの経緯が青春ドラマみたい (2/2ページ)
テリー え、炊飯器を持って? ホントにドラマみたい(笑)。
冠 食事の日が2月4日の木曜日だったんですけど、その時「日曜日にお父さんとお母さんに挨拶に行っちゃおう」と。
テリー 出会ってからまだ10日くらいで、しかもまだ1回御飯食べただけでしょう。そりゃまた早いわ!
冠 それで3日後、彼女の実家まで行きました。車で一緒に熱海に向かう中で、彼女はもう俺との結婚を決めていたそうです。だから、「結婚を前提におつきあいさせてください」と報告しようと2人で決めて。
テリー お義父さんとお義母さん、家にいきなり冠二郎が来たから驚いたでしょうね(笑)。彼女のご両親は、おいくつなんですか?
冠 お義父さんは82歳、お義母さんは74歳です。俺より年上でよかったですよ(笑)。
テリー 反対はされなかったんですか?
冠 反対も何も、俺は「娘さんをください」とか言ってないんですよ。行ったら、うな重とか取ってくれて、それを4人で食べながらいろいろ話してるうちに、そういう雰囲気になっていて。「え、いいんですか?」って驚いたら、「冠さんなら、もう」ということで。
テリー へぇ~、それはもう冠さんの人柄ですよ。やっぱり年の功だね、人を見る目があるんだなァ。
冠 それでも、こっちは年齢差は気になっていたから「だって、年が離れてますよ」ってお伝えしたら、お義母さんが「何言ってるの。90歳も60歳も同じよ」って。ホントに優しいご両親で、不覚にも泣いてしまいました。で、3月31日に入籍の運びとなりました。