上司の機嫌もAIが教えてくれる? 「ハピネス度」を計測する技術を日立が開発 (2/2ページ)

FUTURUS

source:http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2016/06/0627.html

「ハピネス度」を高める為のアドバイスは、AIが解析した結果により、誰と誰がいつコミュニケーションを取れば人間関係が良好になるか教えてくれる。

例えば、「○○さんとの5分以下の短い会話を増やしましょう」、「上司の□□さんに会うには午前中がおすすめです」といった具合に、各人の行動から都合の良い時間を推測したり、コミュニケーションが不足している社員同士が話しをするように促したりする。


■ 幸福度の高い組織は生産性を高めるという仮定

今回のシステムの特徴は、「ハピネス度」を個人では無く、組織全体として高める事を目的としていることだ。

同社の実験によれば、組織全体の「ハピネス度」が高いときは低いときに比べて1日当たりの受注率が34%もアップしたという。つまり、「ハピネス度」を高める事が生産性を高めるというわけだ。

確かに、どうせ働くなら楽しく働ける方が効率は上がりそうだ。

同社は既に、三菱東京UFJ銀行や日本航空など13社でも実験を行ってきている。


■ AIは何処まで人の機敏を理解できるか

以上の様に、組織としての「ハピネス度」を高めるためにAIが使われようとしているわけだが、なんだか四六時中監視されているような気味の悪さは残る。

例えば、喫煙者であれば、1日の内どれくらいの時間を喫煙所で過ごしているか把握されてしまう。

また、便秘や下痢でトイレに長く籠もっていたことも監視されているような気がするし、一人で息抜きしたくてコーヒーを買いに行く時間は暇なのだろうと判断されて、誰かとの会話に使うようにアドバイスされるかもしれない。

また、できれば関わりたくないから敢えて話さないようにしている相手と、「もっと会話しましょう!」などとアドバイスされるとウザイAIだ、と思ってしまうかもしれない。

この辺りの人間の機敏と言ったものも、AIは学習するようになるのだろうか。

【参考】
※ ニュースリリース:2016年6月27日:日立

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