嵐・二宮和也の熱愛報道は策略?伊藤アナの結婚願望がアダに

嵐・二宮和也(33)がフリーアナウンサー・伊藤綾子(35)と真剣交際していると報じられたスクープの波紋が広がっている。7月7日発売の『女性セブン』(小学館)が報じ、伊藤アナが会員制有料ブログで二宮を連想させるような記述を多数綴っていたことから「あざとい」「自慢していたのか」と炎上状態になるなどさまざまな余波を生んでいる。
そんな中、櫻井翔(34)や松本潤(32)ら他の嵐メンバーに比べて二宮の熱愛報道が多い理由に注目が集まっている。そこには二宮と伊藤アナの熱愛の行方を占う重大な要素もあるという。
■熱愛スクープは「事務所公認」だった?
これまで二宮は椎名法子(33)や長澤まさみ(29)、佐々木希(28)との熱愛が報じられ、いずれも「半同棲状態」などと親密ぶりが伝えられた。お相手が人気芸能人ということもあり、本来ならマスコミ対策のガードは固いはず。にもかかわらず、スッパ抜かれまくっているのは二宮の趣味が影響しているという。
「二宮はオフはほとんど家にこもってゲームをやるという超インドア派。必然的に恋人とも家デートばかりです。マンションで張り込んでいれば異性関係が容易に把握できる。二宮クラスになるとセキュリティ万全の高級マンションに住んでいますが、百戦錬磨のスクープ記者たちにしたらノーガードに等しい」(週刊誌記者)
二宮がスクープされやすいタイプなのは理解できるが、驚きなのは今回の熱愛報道がジャニーズの“御用メディア”といわれる『女性セブン』によるものということだ。両者の関係性を考えると「事務所公認」のスクープと考えるのが妥当であり、これに一部では「二宮が恋人をポイ捨てするために自らリークした」との憶測も飛び交っている。
実際、スクープ後に「二人は別れた」との情報が流れ、過去の佐々木との熱愛でも「ラブラブツーショット」の流出をきっかけに破局。もし本当に別れるためにマスコミを利用しているのなら驚きだが……。
「『女性セブン』から熱愛報道が出たのは、二宮ではなくジャニーズ事務所の判断でしょう。家デートばかりなら嫌気が差してもおかしくありませんが、いずれの恋人も二宮のインドア趣味に甲斐甲斐しく付き合ってくれていた。それほど尽くしてくれているのに二宮自身がリークするなどあり得ない。本来なら記事自体を握りつぶすことも可能な事務所が、二人を別れさせるために熱愛スクープ掲載を許したのでしょう」(前同)
■伊藤アナの結婚願望がジャニーズの逆鱗に?
ジャニーズ事務所がそんな回りくどい破局戦略を仕組んだのはなぜなのだろうか。
「当初、事務所は二宮の熱愛を知りながらも『遊びの相手』程度に認識していた。しかし、伊藤アナが周囲に熱愛をにおわせたり結婚願望を口にするようになったために事務所側が危険視。嵐はジャニーズ事務所の大黒柱ですから、交際は黙認できても結婚を許すことはできない。『女性セブン』は決定的な熱愛写真を撮っていたとの情報もありますが、写真を引っ込める代わりに熱愛情報の掲載を許可し、それを利用して二人を破局に追い込んだのでしょう」(前出・記者)
伊藤アナにしてみれば年齢的にも結婚を意識するのは仕方ないが、それがジャニーズの逆鱗に触れてしまったのだろうか。しかし、そこまでするなら最初から交際を許さなければいいようにも思えるが……。
「過去には事務所が交際を制限していた時期もありますが、所属タレントたちが芸能人や一般女性を避けるようになった結果、セクシー女優や風俗嬢ら“プロ”とのスキャンダルが相次ぎ大問題になった。それ以降は交際を認めるようになり、場合によっては結婚も許しています。しかし、その代わりに誰と交際しているか、どのような状態にあるのかといった“管理”が厳しくなった。それが二宮の破局ケースにも大きく影響しているのでしょう」(前同)
どうやら“御用メディア”で熱愛報道が飛び出した時点で破局は確定的。ファンは一安心といえるかもしれないが、30歳を過ぎても事務所に恋愛を管理されているのだとしたらジャニーズタレントの悲哀を感じてしまうところだ。
- 文・佐藤勇馬
- ※個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数。