韓国の大橋が工事中に大崩壊 「再工事費は自費で」「シーソー作ったの?」
全羅南道栄光と務安郡をつなぐ七山(チルサン)大橋が工事中に傾き崩壊していたことが7月8日に発覚した。この崩壊によりこの場で働いていた人7人が軽傷を負っている。
チルサン大橋は工事中の橋で、過去に3回点検し「異常無し」とされてきた。海上に建設中だったこの大橋の鉄板の中心が破損し、シーソーのように崩れた。橋の大きさは高さ53メートル、幅12.5メートル。
政府と警察は工事に原因があったのか調査に入る。調査を行った後、工事関係者を業務上過失致傷容疑などで処罰する方針。
韓国のネットユーザーは「本当に恥ずかしいね。手抜き工事の原因究明をしっかりしてほしい」「完成後にこうならなくてよかった」「再工事費の問題は当事者たちだけで解決しろ」「シーソー作ったの?」と発言している。
今回崩壊した橋は補修で再工事可能か検討中だったが、崩壊した箇所はイチから作り直しと決定された。
チルサン大橋は総工事費1528億ウォンを投資し、2012年9月に竣工、2019年に完成予定。
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